子供を持つお父さんお母さんたちは大なり小なり子育てをする上で悩みを抱えていますよね。
一体世の親たちは具体的にどのような悩みを抱えてしまっているのでしょうか。
今回は子育て中に抱えがちな悩みについてご紹介します。
1.子育て方針の違いによる意見の食い違い
子供を育てるのは親の責任ですが、子供を育てるのはどちらか片方の親だけではなく、両親だったり祖父母だったりあるいは近所の親せき、学校の先生だったりしますよね。
子供は沢山の人の意見を聞きながら、自分にとって一番しっくりくるもの、納得のいくものを選びます。
成長する過程において沢山の人の意見を聞いて、沢山の人に囲まれて大きくなるのは子供の成長にとってとてもプラスの事であり、一つの物事を色々な角度からとらえられる子供に育てば目の前に困難が立ちはだかった時であっても、冷静な判断を下すことが出来るようになります。
自由な発想や多方面な見方をすることが出来る子供というのはそれだけ他者を受け入れる事にも抵抗がなくなり、自分にとって良い影響を与える人との出会いのチャンスも広がるというものですね。
しかしながら、両親がその機会を奪ってしまう事も残念ながらあります。
夫婦間で子育てに対する考え方が大きく異なる場合です。
子育て方針の違いによって夫婦間で生じる溝は子育てする上で大きなマイナスとなります。
自分の思い通りに子育てできないストレスというのは子育てをする上での大きな悩みの1つとなるでしょう。
2.子供のしつけ方について
小さな子供ならば多少のわがままは許されますが、そのまま大きくなって、ある程度分別が付くような年齢になってもわがままし放題では困りものですよね。
三つ子の魂百までと言いますが、子供が小さなうちにしっかりとしつけをしておくことは子供の将来にとってもとても重要な事です。
しかしながら、子供をしつけるのはそう簡単な事ではありません。
根気よく、何度も悪い事は悪いと教え、子供自身に「これはやったらダメな事なんだな」と理解させることで少しずつではありますが自分の中で物事を判断する能力が高まっていくというものです。
子供しつける時に優しく根気よく教えた方が良いのか、ぴしゃりときつく教えた方が良いのかという事は難しい問題です。
親の立場からしてみても、出来れば優しく伝えてわかってもらえる方が嫌な気持ちにならずに済むというものですが、急を要する事や一刻も早くわかってもらいたい事、何度も繰り返し伝えていることに関しては声を荒げて怒鳴ってしまう事もあるでしょう。
3.甘えの許容範囲について
怒ってしつけるのとは対照的に、優しい言葉を使って巧みにしつけることが出来たらそれはその方がしつける親の立場としても嬉しいですよね。
しつけをしっかり教えた後は、厳しくした分しっかりと甘えさせてやりたくなりますが、この甘えに関してもボーダーLINEがあやふやですよね。
特に下の子供が生まれたタイミングであれば、赤ちゃん返りをするようになりますからますます甘えはひどくなってしまうでしょう。
そういったタイミングでいつまでも子供を甘やかしてしまうとその先もずっと甘え癖が付いてしまいますし、だからと言って子供なりに色々な我慢をしている状態で甘えを許さないというのも親としてはかわいそうな気持ちになってしまうでしょう。
どの程度の甘えであれば適当だと判断して良いのかは難しいところと言えますね。
解決できない悩みもある
子育てで悩んでしまうと、すぐにスマホを取り出して同じように悩んでいる人の意見を参考にしようとする親御さんも沢山いますが、そういった検索画面で出てくる情報だけをうのみにしているとそれにあてはまらないケースだった場合余計に悩みが大きくなってしまう可能性があります。
目の前にいる子供の心すべてを理解することは難しいですが、出来るだけ子供の気持ちに寄り添ってその子なりの、その過程なりの解決方法が見つかると良いですよね。