甥っ子の事をそんなふうに思ってはいけないと思いつつどうしても好きになれない、何故か嫌いになってしまう。
可愛いはずの甥っ子なのになぜ嫌いという感情が湧いてきてしまうのでしょうか。
今回は甥っ子を嫌いになってしまう理由についてご紹介します。
1.かわいがる事を許してくれない
甥っ子や姪っ子というのは、我が子とは違って子育てする上で取らなければいけない責任もありませんし、ただ素直にかわいがるだけで良いという存在ですよね。
子育ての責任がないとは言っても、出来るだけの世話はするでしょうし、普段から頻繁には会えないような物理的な理由があれば、なおさら久しぶりに会う時にはかわいがってやるものです。
けれども甥っ子の場合、しばらく会わない間に自立心が芽生えてしまって、自分にとっての親戚であるおじさんやおばさんから「かわいがられる事」を拒否する事もあります。
女の子の場合はそういった自立心が芽生えたとしても子供なりに気を遣う事が出来ますからかわいがられる事も自分の役割のひとつととらえている事が多いですが、男の子の場合はそうはいきません。
いつも一緒に暮らしている家族にかわいがられる事と、久しぶりにしか会わない親戚にかわいがられるのとではやはり気持ちの許し方が違ってきますから、意識しなくてもどこかよそよそしさや恥ずかしさを感じているのかも知れませんね。
無理やりにかわいがろうと接する事で、甥っ子にかなり拒否をされてしまうこともあり、それをきっかけに甥っ子の事を苦手だな、嫌いだなと思ってしまう人もいるという事です。
2.力が強く当たりが激しい
男性と女性とでは筋肉の付く位置も、その筋肉の付き方もかなり差がありますよね。
それは小さな子供であっても同じことであり、いつまでも赤ちゃんだと思っていた甥っ子も次第と男の子らしい体つきに変わってきます。
子供は大人の姿を見ると、喜んで抱っこをせがんだり高い高い遊びを一緒にしようといった具合に遊びの提案をしてきます。
そういった時に甥っ子の足が自分の顔面にヒットしてきたり、髪の毛を掴まれたりというように、自分が「痛い」思いをしてしまうことが何度か続いたら、甥っ子の事を嫌いになってもしかながないと言えるでしょう。
いくら自分より小さく若い存在であったとしても力が強くて当たりが激しい手足というのはどんなにかわいい甥っ子であってもわずらわしいと感じてしまいますし、実際甥っ子の手足が当たったことが原因で体にあざが出来てしまうこともありますから素直に好きと言えないのも分かりますよね。
3.男らしさを出しすぎる
自分にとっては甥っ子という関係であっても、甥っ子からしてみれば「おじ・おば」であり普段家の中で接している家族とはその関係は大きく異なります。
家族の前では年相応に甘えたり我侭を言ったりしている甥っ子も、おじやおばの前では自分をより強く、しっかりものに見せようとしますから必要以上に男らしさを出しすぎてしまう事があるでしょう。
特におばに対しては「大きな女の子」というような受け止め方をしている場合がありますから、女の子であるおばの事を守ろうとしたり、逆に少々亭主関白な態度を取る事が有ります。
その場合、おばに対して「○○しろよ」といった具合に少々荒っぽさを感じることがありますが本人的には少し大人になった、といった気分で過ごしているだけだという事が出来るでしょう。
大人同士と思って接する
甥っ子の事を「もしかして嫌っているかも知れない」と感じたら、早いうちから対策を取っておく必要があります。
なぜなら、嫌いだからといって親戚付合いをやめる事は出来ないからです。
年を重ねていくうちに甥っ子と自分との関係は変わる事がありますから、出来る限り仲良く好きだと思える瞬間をふやしてその機会を逃さずにしたいものですね。