産後の骨盤は、ホルモンの影響や妊娠中に筋肉量が減ってしまった事がきっかけで開いてしまいます。
その開いてしまった骨盤のせいで様々なトラブルが、、、骨盤ベルトを正しく使用して、
開いたり歪んだりしてしまった骨盤をしっかり整えたいものですね。
今回は産後の骨盤ベルトの効果と巻き方についてご紹介します。
1.放っておいてはいけない。産後の骨盤の開きによる恐怖
骨盤は、カラダの真ん中にあるだけあってとても重要な役割があります。
その為、開いてしまったり、歪んでしまったりした骨盤をそのまま放っておくとカラダに様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
絶対に放っておいてはいけない手をかけてあげなければならないカラダの重要な存在なんです。
骨盤は、体内の内臓をしっかり支えています。
骨盤が開いてしまうと内臓を支える事が出来なくなり内臓が下に下がってしまうんです。
内臓が下がると下っ腹がポッコリ出でしまったり、便秘になったり、内臓機能が低下してしまったりとただ事ではないのです。
産後早めのケアでぽっこりお腹の定着を阻止しましょう。
また、骨盤が歪むと正しい姿勢をとる事が困難になり猫背になって背筋や腹筋を使わなくなり太りやすくもなります。
腰痛が出たり、肩が凝ったり、骨盤が歪むとカラダの流れも悪くなりむくみやすい、太りやすい体質になってしまう事もあるんです。
だから骨盤を正しい位置、正しい幅に戻すことはとっても大切な事なんです。
「産後太った、、」なんていう方は、骨盤ケアが足りなかったのかも。
2.骨盤ベルトは一種類ではない、目的にあったベルトを選ぶ事
骨盤ベルトは、下っ腹ポッコリを改善してスタイルアップにつなげるものや、産後の骨盤の開きを矯正するものなどと種類は様々。
産後の骨盤の開きを改善するためには、その目的にあったものをしっかり選んで正しく使う事が重要です。
また、骨盤ベルトはある程度長時間着用するものなので、むれにくい素材のものを選ぶことがオススメです。
3.産後の骨盤の引き締めは、恥骨と大転子がポイント
骨盤ベルトと言っても、ただ巻けばいいっていうものではありません。
産後の骨盤の開きを改善するには、恥骨と大転子、ここをしっかり締める必要があります。
間違った箇所に骨盤ベルトを巻いても、効果が出ないだけでなくカラダの流れを止めてしまって、血流が悪くなってしまう可能性もあるんです。
では、恥骨と大転子、、どうやってみつければ良いのでしょうか。
まず左右両方の親指をおへそにつけ、他4本の指は、下へおろします。
親指をそのまま下へ下げていくと硬い骨にあたります。
それが恥骨です。
大転子は、親指で恥骨を押さえたまま他4本の指でたどるとあたる骨です。
この様にまずはしっかりベルトでおさえるべき恥骨と大転子の位置を確認しておきましょう。
正しい位置に骨盤ベルトを巻く事ができ、効果もしっかり現れます。
4.骨盤ベルトの効果的な巻き方
骨盤ベルトを正しい位置に正しく巻くためには、しっかり覚えておいて頂きたい重要ポイントです。
平らな場所に体育座りをして、骨盤ベルトを輪っか状にしておきます。
この時わっかの大きさは余裕を持たせておきます。
座ったままわっか状にした骨盤ベルトに足を通します。
そのまま横になり、膝を曲げたままお尻を上げます。
この体制をとる事で広がった骨盤のせいでおちた内臓を上へあげる事ができます。
お尻を上げた状態で恥骨、大転子の位置にベルトを持ってきます。
ベルトをしっかり正しい位置に合わせたら、お尻をキュッと締めそのままベルトを締めます。
強さは、締めた箇所とベルトの間に指が一本スッと入る程度がいいです。
きつく締めすぎると、血流が悪くなってしまうので注意です。
5.骨盤ベルトの効果
骨盤ベルトを正しく使って、開いた骨盤を矯正する事で産後の大尻や、下っ腹ポッコリを改善します。
また、骨盤の位置を正しい位置に戻すことでカラダの流れが良くなり代謝アップにもつなばります。
太りやすい体質の改善やむくみ、腰痛にも効果が出ます。
骨盤の開きを整えると、骨盤の開きによって支えられなくなり下がってしまった内臓の位置を上げる事ができます。
骨盤は人間にとって、とても重要なものになります。
骨盤ベルトなどを使用して整えられた骨盤は、日頃のカラダの癖や姿勢によってまた歪んだり開いたりしてしまいます。
骨盤を整えたら、日頃の座り方や立ち姿勢、歩き方などに気をつけ自分でも骨盤の開き、ずれ、歪みの予防をする事も
骨盤ベルトの上手な使い方のひとつです。
産後はスタイルが悪くなってしまう、、腰痛や骨盤痛は当たり前などとあきらめずに産後の骨盤ベルトを効果的に使用して、
キレイなボディラインを維持して健康的にそして若々しくいきいきと日々生活していきたいものです。
骨盤ベルトを上手に選んで、正しく使う。
出産後のママさんにはぜひ、試してみて頂きたいケアですね。