女性の方には特に多い便秘ですが、これは腸内環境が悪くなっている証拠です。
腸内環境が悪くなると、便秘だけでなくおならが臭くなったりポッコリお腹の原因にもなります。
今回はそんな腸内環境を改善し整えるための食事や方法についてご紹介します。
1.ヨーグルト
腸内環境を整える代表的なものはヨーグルト。
しかし、このヨーグルト、ただ単に食べていれば良いというものではなく、ヨーグルトの種類などによっては効果が無いものもあります。
市販のヨーグルトでプレーンのものも、効果が全くないというわけではありませんが、
腸内環境を良くするビフィズス菌がちゃんと腸まで届いてくれるかどうかが問題なんです。
普通のヨーグルトにもビフィズス菌が多く含まれていますが、腸に届くまでに無くなってしまう事が多いのです。
ですので、ヨーグルトのパッケージなどに「生きて腸まで届く」などと書かれているヨーグルトや特保のものが理想です。
そして、摂取する時間については朝ごはんとしてフルーツと一緒に食べるのもオススメですが、基本自分が無理なく摂取できる時間帯で構いません。
1日1回摂取を続けていれば改善されていきます。
2.食物繊維など
腸内環境を改善するには、腸内に老廃物などを溜めておくのは良くありません。
排便は毎日ある事が重要。
1週間以上便秘であるという人も結構いますが、そういった人の腸内は悪玉菌が増加しています。
悪玉菌はその名の通り悪い菌です。
悪玉菌は溜まった老廃物からどんどん増殖していきます。
そして善玉菌という良い菌をなくしてしまうのです。
善玉菌は自力で増やす事が困難ですので失っていくのは防ぎたいところ。
であれば、とにかく毎日のお通じを良くする事が必須。
食物繊維を多く含む野菜類などをたくさん摂取しましょう。
私たちはどれだけ頑張っても1日に摂取できる野菜は限られています。
そういった場合は、青汁やスムージー、酵素ドリンクなど手作りして補いましょう。
朝に飲むと良いので、バナナやりんごといったフルーツで味を調整しながら作ってみると良いです。
3.大豆製品
納豆などの大豆製品は腸内環境にも良いですし、美容にも良いとされています。
豆腐は日持ちがしないので早めに消費しなければなりませんが、納豆は冷凍保存も可能で安価なので、買い置きして毎日摂取しましょう。
納豆には納豆キナーゼという成分があり、濁った池の水の中にこの納豆キナーゼ成分を入れたところ、透き通るキレイな水になった例があります。
こういった点からも、腸内をキレイにしてくれるというのも納得ができますよね。
そして、納豆を摂取するのは朝より夜の方が効果的ではありますが、胃などが弱い人は朝に摂取するでも構いません。
大豆製品はよく噛んで空気を含ませながら摂取しないと、胃の中で膨らんだりしますので、寝ている間に消化しきれない事もあります。
4.生活習慣
腸内環境を整えると聞くと、食べ物でなんとかするというイメージが強いですが、日々の生活においても気を付けるべき点はあります。
深夜遅くまで起きている・寝不足など、睡眠が充分でない場合や睡眠サイクルがずれている場合は気をつけなければいけません。
血流を悪くして循環機能が鈍くなります。
そうなると本来排便する時間帯を逃したり、溜まったエネルギーなどを燃焼する事も不十分になります。
そして、水分をこまめに取る事。
常温のものを取ると良いので、ミネラルウォーターを持ち歩きましょう。
5.食生活の改善
ファストフードや脂っこい食事は避けるべき事です。
ファストフードはお手軽で安価で美味しいので、1週間に何度か食べてしまうなど腸内環境を悪くする食事の原因の1つです。
バランスの取れた食事に心がけるのが必要。
色が濃い野菜はオススメです。
そして生姜などを使った料理や、マグロの赤身、ひじき、大豆と昆布の煮物など、お味噌汁などを添えて摂取するとバランスが良いです。
お肉類も脂っこいから駄目というわけではなく、鶏肉や豚肉、牛肉も適度に摂取する事は大事です。
但し、量と調理法によっては腸内環境を悪くする事もありますので注意が必要です。
お味噌汁をつけると良いのは、もちろん食べ過ぎ防止でもありますが、味噌は発酵食品。
その他チーズやキムチなどもそうですが、発酵食品は乳酸菌が含まれていますので腸には嬉しいモノですのでオススメです。
いかがでしたか?腸内環境を整えるにはまず自分の生活習慣を見直し、食生活の改善をしましょう。
そして、発酵食品や食物繊維を多く含むもの、大豆製品などをどんどん取り入れてバランスよく食事をする。
大好きな脂っこい食事やファストフードなどは控えめにして、充分な睡眠と水分を取り、改善していきましょう。
また、腸内環境を改善するには時間がかかります。
今日やれば今日中に改善されるというものではなく、時間をかけて改善していくものですので毎日継続する事が大事です。