海外旅行が大好きなママは妊娠中や出産直後は旅行を控えていたと思います。
でも出産して生活が落ち着いたら、やっぱり行きたい海外旅行。
しかも赤ちゃんが2歳になるまでは飛行機代もかからないときたら、これは行くしかないでしょう。
しかし、赤ちゃんと一緒の海外旅行ではなにかと準備が大切です。
国内でさえ、赤ちゃんはいつ何時、ぐずったり、体調を崩したりと予測不可能なことはよく起こります。
でもそれを言っていたら海外旅行どころか国内旅行もいけません。
海外旅行に行くときにしっかり準備すれば大丈夫。
何を準備したら良いかについてご紹介します。
1.食事についての準備
赤ちゃんといっても月齢によって準備は変わります。
まだ離乳食を始めていない完全母乳の赤ちゃんは基本的には食事はいりません。
しかし、旅の疲れでママが母乳がうまく出なかったり、授乳スペースがない時もあります。
旅行の1~2か月前からミルクを飲ませる練習または母乳でもいいので哺乳瓶を飲ませる練習をしましょう。
万が一授乳が出来ない時にも哺乳瓶で水分補給やミルク補給が出来ます。
離乳食が進んでいる赤ちゃんは、海外でも離乳食は手に入りますが、赤ちゃんの口に合うものとは限りませんし、
日本みたくどこでも24時間スーパーがある地域でない場合もありますので、重くてもアルミパックの離乳食を持っていきましょう。
瓶づめの方が残したものも冷蔵庫に入れたり保存が出来たり、こぼれにくいなどの利点もありますが、
重いのでスーツケースの重量オーバーになってしまうかもしれませんので軽いものがオススメ。
残ったものは捨てる覚悟で多めに用意しましょう。
ある程度保存がきくタイプのパンやおせんべい、卵ぼーろも是非。
まだ噛めなくてもお湯やミルクに浸すとぱん粥に早変わりして柔らかいので食べられます。
スプーンやプラスチックの器もあると便利です。
電子レンジ可能な物を持っていきましょう。
2.抱っこひも
抱っこひもでの抱っこはもうしないというアンヨができる赤ちゃんも海外旅行では持っていくことをオススメします。
飛行機の中でぐずった時に大活躍します。
離着陸の時にはママはしっかり席について赤ちゃんを抱っこしなければいけないのですからぐずって暴れた場合に
抱っこひもに入れてしまえばとりあえず押さえられます。
また外出先やホテルのレストランで子供の用の椅子がなくても大人用の椅子に座らせて、
抱っこひもを椅子にくくりつけて赤ちゃんのお腹前で止める事も出来ます。
外食する事も多いと思いますので、子供用の椅子があっても赤ちゃんが落ちないようなものでなければ座らせられません。
そんなときに抱っこひもで落ちないようにすることが出来るのです。
赤ちゃんがうまく歩ける場合でも途中で疲れて寝てしまうこともあります。
ベビーカーをお持ちならそれも良いでしょうが結構面倒です。
道によってはベビーカーをうまく押せないガタガタ道も海外では良くありますし、バスや電車を使う場合も不便です。
抱っこひもならコンパクトで軽く手軽です。
3.授乳ケープ
特にまだ授乳期の赤ちゃんは授乳ケープは必須です。
日本はある程度の町ならデパートなどに授乳室がありますが海外ではあったとしても慣れない土地で探すのは結構大変。
また、観光施設ではなかなかない場合も多いです。
そんなときにどうしても赤ちゃんがおなかがすいた場合にどこでも授乳できてしまうのが授乳ケープ。
横からっも見えないタイプをしっかり選びましょうね。
授乳ケープは赤ちゃんの掛布団やおくるみ代わりにもなるので飛行機の中で寒い場合もにも活躍します。
4.おむつ
現地でおむつは売っていますが、ミネラルウォーターのようにどこでも売っているわけではありません。
もちろん売っていますが売っているお店が離れていたり、買った後もホテルまで運ぶのに重いし大きく荷物になります。
飛行機のトラブルでお店が閉まっている時間に到着する場合もあります。
そして日本におむつと海外のおむつは性能が全然違います。
日本製のおむつは本当に優秀です。
慣れない土地で慣れないおむつを使うと赤ちゃんが肌かぶれしてしまう場合もあります。
持っていくのは大変ですが、帰りはほぼなくなるので是非持っていきましょう。
5.ビニール袋
赤ちゃんはとにかく汚します。
洋服やテーブル、うんちのついたおむつなどなど。
外出先では汚れたものを入れておくためのビニールを多めに持っていきましょう。
赤ちゃんはうんちを我慢できませんしおむつの中にします。
毎朝出ていた赤ちゃんも旅先では時差もありますしいつもとは違う時間に出るかもしれません。
そんなときに汚れたおむつを入れたり、汚れた洋服を入れたりとビニールは毎日たくさん使います。
ウンチの度にホテルに戻ることができる旅プランなら良いですが、せっかく海外に来たからには観光したいですよね。
なのでごみや汚れものを入れるビニールを用意しましょう。
スーパーのビニールもOKですが、出来れば少々値段は高めですがおむつ専用の抗菌効果や臭わないタイプのビニールを持っていくと良いでしょう。
6.保険の証書
赤ちゃんが病気になったり熱が出た場合にすぐお医者様に受診できるように、あらかじめ保険に入っておきましょう。
そしてその証書を忘れずに携帯しましょう。
この保険に入っていないと、ものすごく高い医療費がかかる場合がありますが、赤ちゃんはしゃべりませんし、
一気に悪化しますから何かの時には迷わず病院へ行かれるように保険に入ることとその証書を持参しましょう。
どこに病院があるかはあらかじめ調べ、現地でもツアーデスクやホテルコンシェルジェに聞きましょう。
赤ちゃんとの旅行は、大人よりも準備が必要です。
備えあれば憂いなし。
楽しい思い出を作れるように万全に準備をして出かけましょう。
赤ちゃんのパスポートも忘れずに。