毎年、寒くなってくると雪山が恋しくなりうずうずしてくるスノーボーダーもたくさんいるでしょう。
今回は今シーズンデビューする、初めて自分用のスノーボード用品を買うという方へ最適な選び方をご紹介します。
お店に行くとたくさんのスノーボード用品が並んでいますよね。
身近に詳しい人がいれば相談できますがそうでない人はなにを買っていいか分からないとでしょう。
そんな方はぜひ参考にしてください。
1.ボード&ヴィンディングの選び方
まず最初にボードの選び方ですが、店頭には3点セット19,800円からボードだけで10万円近くするものあります。
上級者になれば自分の滑るスタイルなどにあわせて好みの板の長さ、柔らかさを選びますが、
初心者の方にはなんのことか全く分からないと思いますので、初心者の方向けの選び方を教えます。
◇板の長さ:身長マイナス約15cm(例.身長165cmの人でしたら150cm~155cmの板を選びしょう。)
◇板の硬さ:柔らかめ(商品説明のところに硬め、柔らかめなど記載してあります。)基本的にはこの二点を気を付けて選べば問題ないでしょう。
あとはできるだけ軽い板のほうが疲れにくく滑りやすいですね。
次にヴィンディングの選び方ですが、まずヴィンディングって何?という方もいると思いますので簡単に説明します。
ヴィンディングとは板の上に装着するブーツを固定する金具のことです。
これも上級者になると自分の好みのものを選べますが初心者の方はセットになっているもので良いと思います。
ブーツとの相性もあるのでお店で一度試着させてもらい、着脱の操作のしやすいものを選びましょう。
板とヴィンディングの二点セットというものがありますのでそちらを選ぶことをオススメします。
最初は値段も手ごろなものを選んで上達してから自分の滑るスタイルにあわせたものを選ぶことをオススメします。
2.ブーツの選び方
次にブーツの選び方ですが、スノーボード初心者の方にとってブーツが自分にあっているかどうかということが一番重要なことです。
ブーツのサイズや形が合わないと滑り始めて一時間もたたないうちに足が痛くなりスノーボード自体を楽しむことが
できなくなってしまうこともあるでしょう。
ですのでブーツ選びには時間をかけてでも自分の足にあったものを探しましょう。
サイズの目安は普段履いているスニーカーより0.5cm~1cm大き目のサイズで良いと思います。
メーカーによって横幅などが違う場合がありますので試着してしっくりくるものを選びましょう。
そして一番大切なのがインナーです。
現在は各メーカーがサーモインナーというものを取り揃えていますのでそちらを選ぶようにすると良いでしょう。
サーモインナーとは熱を加えて自分の足の型にあわせて成型してくれるのでピッタリ足にフィットしてくれます。
板やヴィンディングを買い替えてもブーツは同じものを使えますので長く使用するつもりで少し奮発して良いものを買っても良いと思います。
またブーツだけは自分専用のものを買って持っていき、板とヴィンディングは現地でレンタルという方法もあります。
何度も言うようにブーツ選びは一番重要ですので時間をかけてでも自分の足にあったブーツを選んでください。
3.ウェアの選び方
次はウェアの選び方です。
ウェアは基本的にはデザインで選んで良いと思います。
サイズは少し大き目を選ぶことをオススメします。
最初のうちはウェアの中にプロテクターを着けるかたも多いと思いますので少し大き目のほうが動きやすいでしょう。
ついているいると便利な機能としましては、雪の侵入を防いでくれる「パウダーガード」ウェアと一体型になっている「パスケース」、
「スマフォ収納ポケット」など収納ポケットがたくさんついているものは何かと便利です。
よくスキー場の雪の中にスマフォを落としたって話も聞きますからね(笑)落としたらまず見つからないと思いますよ。
あとはフードがついていると吹雪のときなんかは助かりますよ。
ウェア選びが一番楽しいと思いますのでたくさん試着してお気に入りのウェアを探してください。
4.小物の選び方
続いては小物を選んでみましょう。
と言っても何が必要なのか分からないかたもいると思いますので必要なものをピックアップしてみましょう。
◇手袋:寒さ対策だけではなく怪我防止のためにも必ず着用しましょう。
防水機能がしっかりしていてインナーが着脱式のものが便利です。
◇ゴーグル・サングラス:スキー場は紫外線がかなり強いので目の保護のためにも着用したほうが良いと思います。
降雪時とくに吹雪のときはゴーグルなしでは目が開けられない場合もあります。
◇パスケース:ウェアに一体型でない場合はあると便利。
◇ニット帽:寒さ対策だけではなく怪我防止のためにも必ず着用しましょう。
最初のうちは思わぬところで転倒して頭をぶつけることも多いです。
◇リーシュコード:板と自分をつないでおくコードのことです。
板を外した時に手を滑らせて板だけが直下降なんてことになったら大変危険です。
スキー場によってはリーシュコードがついていないとリフトに乗れないという場合もあります。
最低限以上の用意があれば問題ないと思います。
小物のデザインのかわいいものがたくさんありますから楽しく選んでください。
5.その他あると便利なもの
◇プロテクター:ウェアの中に着用するプロテクターです。
上半身プロテクター・ヒッププロテクターなど数種類あります。
転倒時の痛みがかなり軽減されるので上達も早くなります。
次の日のむち打ちのような痛みも軽減されるので用事や仕事がある方は着用したほうが良いかも。
◇ヘルメット:思っている以上に雪面は硬いので心配なかたはヘルメット着用をオススメします。
※お子様には必ず着用させましょう。
◇小銭入れ:滑っているときに財布を落としてしまうことも考えられますので、スキー場では必要最低限のお金だけを持ち歩くようにしたほうが良いです。
パスケースと小銭入れが一体型になっているものもありますのであると便利ですよ。
◇ネックウォーマー、フェイスガード:晴天時や暖かいときには必要ありませんが一枚もっておくと便利です。
山では急に天候が変わることもあります。
◇ワイヤーキー:休憩の時などに板を結んでおくワーヤー式の鍵です。
あると安心ですね。
以上の用意があれば快適にスノーボードを楽しむことができるでしょう。
全ての商品は必ず試着してから購入してください。
分からないことがあれば店員さん聞いて選びましょう。
スノーボードというスポーツは道具が合う合わないによって楽しさが何倍も違います。
またスノーボードには滑る楽しさの他にもファッションを楽しむことも魅力のひとつです。
ご自身にあった道具で出来る限りのおしゃれをして、思いっきりボードライフを楽しんでください。