生理前になると、体や気持ちが不安定になることがあります。
個人差はありますが、イライラしてしまって人に当たってしまう自分が嫌だ。
なんとかしたいと思っている人もいるでしょう。
日常生活に支障がなるべく出ないようにしたいものです。
そのためには少しでもPMSが良くなるように改善する対策をとらなければいけません。
今回はPMSによるイライラ症状の改善方法をご紹介します。
1.バランスの良い食事を取る
生理前でイライラすると甘いものが無性に食べたくなるということがありませんか?しかし、甘いものも食べ過ぎると逆効果です。
生理前こそ、いつも以上にバランスの良い食事を心がける必要があります。
甘いものは食べるのに、他のものはほとんど食べない、というのは体にもよくありません。
生理前には血糖値が下がる傾向があるとも言われています。
そこで体は自然と甘いものを欲するようになるのですが、炭水化物や甘いものを急に取ってしまうと血糖値が一気に上がります。
そうすると、体も疲れやすくなります。
バランスのいい食事こそが、心と体のバランスを保つのには重要です。
2.湯船につかる
体を冷やすと自律神経の働きに影響が出てしまいます。
ホルモンのバランスが悪くなったら余計に具合が悪くなってしまうでしょう。
まずは、高ぶった気持ちを抑えるためにも、ゆっくりと湯船につかることをオススメします。
いつもはシャワーで済ますという人も、イライラするときは時間をとってでもゆっくりと湯船につかるようにしましょう。
また、寒い日に薄着で出かけるというのもよくありません。
外出の際は薄着は避け、なるべく体を冷やさないような工夫も必要です。
3.簡単な運動を行う
運動はイライラ解消には効果的です。
簡単な運動で構わないのです。
一番のオススメはウォーキングです。
通勤時間やちょっとした空き時間を使ってなるべく体を動かすようにしましょう。
むくみやすい生理前のむくみ解消のためにも運動は効果的です。
また、軽いストレッチ体操などもオススメ。
仕事でちょっと一息つきたいときも、甘いものを食べる前に、体をほぐすということを意識するだけでずいぶん変わってくるでしょう。
4.外食や外出はなるべく控える
生理前は予定がなければあまり刺激のある行動は控えてのんびりとすごすことを考えた方が良いでしょう。
外食は塩分も高めですし、アルコールもオススメできません。
これらは血流も悪くしてしまいます。
アルコールでイライラがおさまるという人もいるかもしれませんが、やはり緊張感やイライラを高めることが多いので
なるべく飲酒は控えたほうがいいでしょう。
5.睡眠をしっかり取る
睡眠は大事です。
寝不足では体も十分に休まらず、日中リラックスした状態でいることが難しくなります。
睡眠不足でなんだかイライラするということは普通の状態のときでもありませんか?まずはしっかりと寝ることを心がけましょう。
いかがでしたか。
PMSの症状の出方は人によってそれぞれです。
強く出てしまう人もいれば、PMSだとまったく気が付かない人もいます。
なりやすい体質の人も中にはいます。
例えば、普段から完璧主義で周りに気を遣うようなタイプの人。
こんな人は症状が現れやすいとも言われます。
無理しているとどんどんストレスをため込んでしまうことになってしまいます。
まずは、頑張りすぎている自分にちょっと甘くなって、適度に気を抜くということも必要なのではないでしょうか。
また、PMSでイライラしてしまっている自分に嫌気がさすこともあるかもしれませんが、
PMSなんだから、生理が終わればある程度は落ち着く、と思ったら少しは気が楽になる気がするのではないでしょうか?
一時的なものだと思って、神経質にならずに付き合っていくことも大事です。