無排卵月経の特徴、原因、治療法とは

無排卵月経って言葉をご存じですか?

今回は妊娠に大きく関わってしまう無排卵月経の特徴、原因と治療法をご紹介します。

1.無排卵月経とは?

毎月生理はくるけど、その都度排卵していない状態を無排卵月経と言います。

これは排卵障害のひとつで不妊の原因になってしまいます。

また30代女性に多く見られると言われています。

2.無排卵月経の症状と特徴

無排卵月経の特徴は、生理周期が短く月に複数回生理が来てしまったり、逆に周期が長く、39日以上で年に数回しか生理がこない場合もあります。

生理の際の出血量が少なく期間も2日~3日で終わってしまったり、量が少ないだけにダラダラと長く続いてしまう事もあるのです。

生理痛がほとんどないのも特徴です。

また、血の色は茶色に近くおりものが混ざった様にドロッとしています。

この様に生理の経血が少なくすぐに終わってしまったりダラダラ長く続いてしまう事が特徴でありながら、

経血が非常に多く一時間に一度はナプキンを取り替えなければいられない状態も無排卵月経の特徴です。

また、生理は毎月きちっとくるけれど排卵はしていないというわかりづらいケースもあります。

最近では、ストレスや疲労を多く抱える女性も多く無排卵月経でなくても上記の様な生理不順の女性は増えています。

それでも、自分は無排卵月経では?と疑う場合は基礎体温を付ける事で確認できます。

正常な生理であれば、排卵してプロゲステロンが分泌され基礎体温は上がります。

無排卵月経であればこのプロゲステロンが分泌されず、生理が始まっても基礎体温は低いままです。

数か月、生理中の低体温が続くようであれば無排卵月経の可能性が高いです。

その場合は、自分で判断せず婦人科で血液検査を受ければ無排卵月経かどうか確実にわかります。

また、その種類や特徴も知る事ができます。

3.無排卵月経はなぜ起こるの?

無排卵月経が起こる原因は様々ですが、主には、卵巣機能の異常あるいは脳の中枢部分の異常です。

月経を起こすには、脳から卵巣へ女性ホルモンを分泌する様に命令が出されます。

その命令を受けた卵巣は卵を育て女性ホルモンを分泌させます。

ですが、脳や卵巣が正常な働きをしないと命令がうまく出されなかったり、卵巣が女性ホルモンを分泌できなかったりして

無排卵月経が起こってしまうのです。

脳や卵巣はストレスを受ける事で正常な働きをする事が出来なくなってしまうのですが、そのストレス要素とはいったいどんなものなのでしょうか。

無理なダイエットによる急激な体重減、激しい運動のし過ぎ、過度の精神的、肉体的ストレス、

生活習慣の乱れ、喫煙、血行不良などで脳や卵巣はストレスを受けてしまいます。

これらの生活の中での様々なストレスが脳や卵巣の働きをおかしくしてしまうのです。

無排卵月経に一度なってしまうと治療にはそれなりの時間もかかってしまいます。

子供を望む女性は、生活習慣に気を配りストレスや疲労を溜めない様にして自分の力で無排卵月経を防ぐ事もとても大切です。

4.無排卵月経で妊娠はできるの?

無排卵月経が続いている状態で、受精可能な卵子が排出されないわけですから妊娠は難しいです。

ただ、無排卵月経の治療を受け、正常な生理が来るようになれば妊娠できないなんて事はありませんので、

深刻になり過ぎず前向きに治療をされる事をオススメします。

5.無排卵月経の治療法

この場合の治療法は主に3つです。

漢方薬、ピルなどのホルモン剤、排卵誘発剤を用いての治療となります。

妊娠を望んでいる人の場合は、排卵誘発剤を治療初期段階から使用する事が多い様です。

まだ妊娠は先の事と考えている人の場合は、漢方を用いてカラダに負担をかけずに体質改善から始めたり、

ピルなどのホルモン剤でホルモンバランスを安定させる治療を行ったりします。

ただ、どれも無排卵月経の状態や原因によって投与あるいは処方される薬などが変わりますので医師としっかり話し合ったうえ、

一番都合の良い治療法を選ぶ事が重要です。

6.早期治療が最も大切

自分も無排卵月経かもと疑う場合、まず自分で出来る事は基礎体温をつけ確認する事です。

ただ、無排卵月経はもちろんの事、婦人科系の病気は放っておけばおくほどその治療が長くかかってしまうと言われています。

無排卵月経は妊娠にとても大きく関わってしまうものです。

早期発見早期治療がとっても重要です。

「もしかして」と思ったらすぐに婦人科で診察を受ける事が改善への近道です。

早くに原因や状態がわかれば、カラダに負担の少ない漢方薬での治療ですむ事もあります。

多くの女性は、常に生理トラブルに怯えてしまいがちです。

でも、怖がらずに原因やその状態を知って早めの対応をする事で大事にいたらず心配ごとも減るものです。

また、歳とともに卵巣の働きは低下し60日以上生理が来ないなんて事も多いのです。

信頼できる婦人科を見つけておいて、どんな時も焦らずにしっかり医師へ相談する事が安心につながります。