わがままな子供に育ってしまう原因6個

あなたの周りにはわがままだなあという子供はいますか。

友達や自分の同級生がわがままに育っているなと感じることもあれば、

自分自身が子育てしながらわがままに育ってしまって困っている人もいるのではないでしょうか。

ここではわがままな子供に育ってしまう原因についてご紹介します。

1.駄々をこねると欲しい物をあげてしまう

わがままな子供に育ってしまう原因で真っ先に思いつくのが、駄々をこねると親や大人が根負けして欲しい物をすぐに与えてしまうことです。

デパートなどで子供が床に寝そべって大声で駄々をこねていて、周囲の視線に耐えられなくなった親御さんが仕方なく買ってあげるという光景はよく目にします。

駄々をこねる子供は欲しい物を与えるとあっさり機嫌が良くなって、大人も子供も安心しますが、これがクセになってしまうとわがままな子供になってしまいます。

欲しいものがあるときや気に入らない物があるときは駄々をこねれば解決するという行動がクセになってしまうといけません。

駄々をこねたから買ってあげる、駄々をこねたから遊んであげるというのではなく、愛情があるから、ご褒美だからなど駄々をこねることとの因果関係を断ち切ることが必要です。

2.普段から構ってあげていない

わがままな子供に育ってしまう原因で見逃せないのは、普段から大人や親が構ってあげていないという原因です。

普段から大人が忙しくて子供と話さなかったり、片手間であしらうことが多いと子供は自分に注目して欲しくてわざとわがままを言ったり、聞き分けがなくなったりします。

この場合は具体的に何か欲しい物がある、してほしいことがあるわけではないので、その場でちょっと物をあげたり構うだけでなく普段から愛情表現して子供自身がいつも自分が注目されているので安心できるという環境づくりが必要です。

3.いつも叱ってばかりでストレスを溜めている

わがままを言うからといっていつも叱ってばかりで子供にストレスを与えすぎるのも要注意です。

叱られることになれてしまっているので初めから騒いで大人とやりあおうとするパターンになってしまい逆効果です。

叱るばかりではなく、子供の話を聞いたり褒めてあげることで自然と子供はわがままを言って騒ぐ以外のコミュニケーションを身に着けていきます。

4.理由無く甘やかしすぎている

逆のパターンで、子供がかわいいからと言って理由無く甘やかしすぎるのも要注意です。

いつも自分が注目の的で、自分の機嫌次第で周囲が自分の為に動いてくれるという気分が行き過ぎると結局手っ取り早く周囲を思い通りにコントロールする為にわがままな性格になってしまいます。

叱られるのも優しくされるのにも理由があって、わがままだけでは解決できないことは早めに覚えられるように教育しましょう。

5.周囲の大人のわがままを見ている

見落としがちですが、わがままの原因は子供だけにあるのではありません。

子供は親や周囲の大人の行動を全て見ています。

親が、常日頃から他の人や世の中の環境に愚痴ばかり言っていたり、店員に対して横柄だったりすると子供はしっかり見ていてそれをお手本にしながら大人になろうとします。

自分中心に行動したり、気に入らない物にはクレームをつけてごねれば得をするという感覚をまずは大人が捨ててお手本になりましょう。

6.感情表現が苦手

全体を通していえることですが、小さい子供は感情表現の幅が少なく、大人と比べて語彙が少ないので子供自身が歯がゆい思いをしています。

怒ってわがままを言っているという一面だけを捉えて解決しようとするのではなく、おなじわがままでも、本当に欲しい物なのか、

ただ構って欲しいだけなのか、他の不満の捌け口にしているのかなど、

大人の側から歩み寄ってわがままの原因を知ってあげることが最終的にはわがままな子供に育てない工夫になります。

いかがでしたか。

子供はいつの時代も自由奔放で、子育てにももちろんこれだという正解はありません。

今はわがままでも成長するにつれて大人になっていくこともあります。

ここで紹介したわがままな子供に育ってしまう原因をチェックすることで、子供がのびのびと元気に成長できるよう親や大人の立場から支えていきましょう。