赤ちゃんとお出かけする時に気をつけたい5つの注意点

赤ちゃんと外出する際には、これまでとは違った行動範囲や制限がかかってきます。

始めは大変に感じることと思いますが、しっかりと気を付けることで赤ちゃんと楽しい時間を過ごすことができます。

赤ちゃんにも刺激になって成長につながりますし、お父さんやお母さんのリフレッシュにもなります。

そこで、赤ちゃんの外出で気を付けるべきポイントをご紹介します。

1.外気浴から始め、首が座るまでは無理なく短時間にしましょう

産後1ヶ月の検診を終えて日常生活の許可をもらったら、家の前のお散歩から始めていきましょう。

過ごしやすい時間帯を選んで、夏は涼しい朝や夕方に、冬ならお昼頃に外に出るようにしましょう。

外の空気を吸うことで赤ちゃんの五感を刺激し、成長につながります。

外出は、首が座るまでは赤ちゃんの体に負担がかからないよう、短時間に収めるようにしましょう。

お母さんの体にも無理ない行程で動くことで、リフレッシュにもなります。

また、病気の感染を防ぐため、予防接種を受けるまでは人混みを避けるようにしましょう。

2.赤ちゃんの体温調整をしましょう

赤ちゃんは自分で体温調整することが苦手です。

暑さ寒さを気にかけて、調整してあげましょう。

冬ならおくるみをかけたり、重ね着をさせたりしましょう。

服を重ねて着ると、体温調整がしやすいですよ。

また、夏であれば専用の保冷剤もオススメです。

タオル等でくるんで冷たさを調整しましょう。

日差しが強いときの外出には、帽子を被せたり日焼け止めを塗ったりしましょう。

室内では冷房が強い場所もありますので、薄手のブランケットなどを持つと良いですね。

3.基本の持ち物を持ちましょう

外出の際に基本的に必要な持ち物としては次のようなものがあります。

「母子手帳、着替え、自分の飲み物、授乳ケープもしくはミルクや哺乳瓶、ガーゼ、タオル」などです。

母子手帳は赤ちゃんが急に体調をくずしたりケガをしたりなど何かがあった時に必要です。

忘れずに持ち歩きましょう。

また、自分用の飲み物もあると良いです。

母乳を与えているお母さんはもちろん多くの水分を必要としますし、産後のお母さんの体力は思ったほど消耗されていますので、水分をこまめにとるようにしましょう。

そして授乳ケープがあると、授乳室が無い場合でも場所によっては授乳ができますので、あると便利です。

4.安全に気を付けましょう

車に乗せる際にはベビーシートの着用が義務付けられています。

説明書をよく読んで、正しく取り付けて利用しましょう。

また、公共機関を利用する際にも気を配るべき点があります。

ベビーカーを利用しているときは電車の混雑に気を配って、人に当たらないようになるべく空いている車両に乗るようにする、ベビーカーをたたむなどの配慮が必要です。

また安全のため、エスカレーターではなくエレベーターを利用するなどの注意が必要になってきます。

バスを降りる際には、バスが完全に停車してから動くようにしましょう。

5.公共の場でのマナーを守りましょう

公共機関を利用する際には、電車でぐずったら迷惑かな、大泣きしたらどうしようなど不安がつきまとうものです。

ですが、泣きやまなかったらいったん電車を降りる、おもちゃなど気を紛らわせるものを持っていくなどの対策は可能です。

また、一生懸命あやしている姿を見て、「可愛い赤ちゃんね」など話しかけて下さる人と出会うなど、心温まることもあるでしょう。

ですがこれには周囲の方々への配慮があってこそです。

公共機関をみんなが気持ちよく利用できるよう、改めて気を付けていきましょう。

また授乳室の利用も、利用が終わったらすみやかに授乳室を出る、男性の入室が可能かどうかをきちんと確認する、授乳の為に利用するなどマナーを守ることで気持ちよく利用できますよ。

いかがでしたか。

赤ちゃんとの外出は、このように注意点がたくさんあって大変です。

なので始めは近くの散歩から始めて、ベビーカーの操作や抱っこひもの使用に慣れるなどしていきましょう。

また、初めて公共機関を使うときはご主人や家族などと一緒に利用すると不安がないですね。

予め授乳室やおむつ交換ができるところをチェックしておくとスムーズですよ。

行動は制限されるものの、赤ちゃんとお出かけすることで今までとは違った楽しみを発見することもあります。

ぜひ気を付けてお出かけしてみましょう。

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