生活する上で経済的に余裕があるのと無いのではかなりの違いがありますよね。
旦那さんの年収が低いと様々なことが制限されてしまいます。
ここでは年収の低い旦那さんと結婚した時に覚悟しなければいけないことについてご紹介します。
1.家庭の話題の中心がお金の事
どんなに仲の良いママ友同士であっても話題にしてはいけない、出来るだけ避けた方が良いとされているのは自分の旦那さんの年収だったり、職業といったお金に関する話題です。
なぜかと言うと、どうしても年収の違いで比較したり、さげすんだり、ねたんだり、といったマイナスな感情が表に出てきてしまうからです。
年収の低い旦那さんだと分かって結婚した場合、生活する上でベースとなる家賃だったり光熱費などといった決まって出て行くお金に関しては当然確保されるべきですが、それ以外の出費に関しては余裕がないために夫婦で話し合う機会が自然と増えてきます。
夫婦間で話し合う話題としては避けて通れないお金の話ですが、女性であればもっと身近な楽しい話題で夫婦の時間を過ごしたいと言うのが本音でしょう。
例えば子供がいる家庭であれば休みの日に家族みんなでお出かけしたいといった話だったり、新しくオープンしたお店に足を運びたいといった話だったり。
しかしながら、その話題のどちらにも、経済的な問題が絡んできますから最終的にはお金の話題で落ち着いてしまい、少々楽しい気分からは遠ざかってしまう事も多々あるでしょう。
2.自分の独断で物が決められない
独身時代にフルタイムで働いていた女性だったり、アルバイトやパートでも、自分の自由に出来るお金をいくらか持てていたという女性にとって、年収の少ない旦那さんとの生活は少々息苦しいものになる事を覚悟しておいた方が良いですね。
なぜなら、旦那さんのお給料だけで生活がおくれるほどの余裕がありませんので、奥さんのパート収入といったものも家族のお金として回されます。
そうなると「自分で好きなものをパートのお給料から買う」といった楽しみはなくなってしまうと考えた方が良いからです。
独身時代はパート終わりに近所のデパートで服を買ったり美味しいものを食べたりしても何ら問題は無かったかも知れません。
しかしながら、結婚して年収の低い旦那さんとの生活がスタートすれば、パートのお給料から服を買うということを決断するのにも旦那さんの了解が必要になってくる場合があります。
旦那さんは奥さんのパートのお給料を生活費として使いたいかもしれませんし、将来の貯金に回したいと考えているかも知れません。
考えているだけでなく、奥さんともそういった話し合いを持っているかもしれませんね。
そうなると、奥さんのパートのお給料は家族のお金となって、使い道も決まっていますから自分ひとりで自由に使ったり、友達と約束をして出かけるといった事に出費をするのも躊躇してしまう事になります。
3.些細なケンカが増えてしまう
経済的に余裕のある生活というのは人の気持ちにも余裕をもたらしてくれるものですね。
年収が低い旦那さんと結婚したという時点で、奥さん側の両親はあまり良い気持ちはしないでしょうが、そういった事を思われているという事が旦那さんにも伝わってしまったらその段階でその後の結婚生活は微妙なスタートを切らざるを得ないと言う事になってしまいます。
なぜなら、男性にとっての収入というものは男性自身の価値や評価を表すものと言っても良いからです。
奥さんのご両親にあまり良い顔をされないということで、旦那さんのプライドは少なからず傷ついています。
その状態でスタートする結婚生活は、何をするにしても収入の少ない旦那さんと奥さん、といった関係のまましばらく続くのです。
例えば奥さんがママ友の話を楽しそうに旦那さんに話したとします。
「○○さんの奥さんはこの前の連休に○○へ旅行へ行ったんですって」と何気なく話したとしても旦那さんからすると「○○へもつれていけない安月給で悪かったな」といった卑屈な気持ちを持たないとも限りません。
奥さんが否定したとしても、そういった些細な思い違いがきっかけとなってケンカが耐えない生活になる事も覚悟しておきましょう。
楽しい節約生活も悪くない
年収が少ない事を感じさせないくらい楽しく幸せな生活をしているご夫婦は沢山います。
奥さんやお子さんがいる家庭であっても奥さんがしっかりとやりくりをして楽しんで節約生活をおくっていたり、旦那さんも自分の出来る範囲で資格取得などに力を入れて少しでも給料アップに役立つ事を行っている家庭の場合、暗く辛い生活とは縁遠いと言えます。
そういった家庭にはいつも笑顔が絶えないでしょうし、年収の事をあまり気にせずとも日々幸せに暮らす事が出来ていると言えるでしょう。