妊婦さんが気になることのうちの一つに、お産への不安があります。
体調の落ち着く安定期には、病院もしくはお住いの市で行われる母親教室などで、お産の話を聞くこともあるでしょう。
また、妊娠37週になるといよいよ正産期となり、いつ産まれても良い時期になります。
「お産って痛いのかな…どのくらい時間がかかるのだろう。
安産になるにはどうしたら良いのかな」こんな不安はありませんか。
今回は、安産のためのジンクスをご紹介していきます。
1.安定期になったら戌の日の安産祈願をしましょう
日本には、お産の軽い犬にあやかって、妊娠5ヶ月を過ぎた頃の戌の日に安産祈願をするという風習があります。
昔から犬はたくさんの子犬を産み、お産が軽いことから安産の守り神とされていました。
妊婦さんと赤ちゃんの健康と安産を祈って、祈祷を受けてみてはいかがでしょうか。
腹帯やお守り、その神社ならではの安産グッズなどを頂けることがありますよ。
ご自身でもともと使っている腹帯があれば、そちらを祈祷して下さることもありますので持参しましょう。
また、祈祷を受けることで親になるという意識、赤ちゃんがお腹の中にいるという意識も少しずつ強くなっていくでしょう。
日程に無理なく、体調と相談しながら行ってみましょう。
2.臨月になったらスクワット、雑巾がけなどで体を動かす
妊娠後期になると、病院によっては助産師さんやお医者さんから、おっぱいマッサージの指導やお産のための運動のアドバイスなどがあります。
これは子宮の収縮を促して、お産につなげるためのものです。
専門家の指導のもと、無理をしないように行いましょう。
スクワット…下半身の筋肉を使います。
これはお産で踏ん張る時にも必要な筋肉ですので、無理のない程度に体力をつけるのにはオススメです。
おっぱいマッサージ…産後の母乳の分泌を促すための、乳頭や乳房のマッサージです。
乳首を刺激すると子宮収縮作用がありますので、注意が必要です。
必ず助産師さんの指導のもと行うようにしましょう。
雑巾がけ…全身の力を使いますので、お腹が張ってお産につながることもあります。
子どもが産まれるとなかなか細かいところの掃除までは行きわたりにくくなりますし、この機会にキレイにしておきましょう。
またお腹が大きくて転びやすいので、体勢に無理のないように、滑らないように気を付けてくださいね。
3.オロナミンC、焼き肉、ラズベリーリーフティ
陣痛に良いとされる食べ物や飲み物もありますが、こちらは科学的根拠がありません。
おそらくたまたま食べたタイミングと陣痛のタイミングが同じだったため、ジンクスとして広まったのでしょう。
参考程度にとどめておきつつ、試してみるのもオススメです。
焼き肉…子供が産まれるとお世話に忙しくて行きづらくなることもありますので、食べ納めをしたらたまたまお産がきたという話が多くあります。
お産に向けてスタミナをつけるのにも良いですね。
胃もたれ、胸やけなどがなければオススメです。
オロナミンC…栄養を摂取して、いざお産に臨もうとするときに欲しいのが栄養ドリンクです。
カフェインも含まれていますので、摂りすぎにはご注意くださいね。
ラズリーリーフティ…子宮収縮作用がありますのでお産を促します。
良い香りでリフレッシュもできますから、なにかと不安定になりがちなこの時期に飲んでみても良いかもしれませんね。
4.大潮、満月、新月
医学的な根拠はありませんが、月の満ち欠けが女性の体と関係するのではないかという話は有名です。
生理周期が約28~30日、月が地球を一周するのが約29日と、ほぼ同じ日数ですよね。
大潮、満月、新月の日はもしかしたらお産が始まるかもしれません。
一説によると、体内にある水分が多いことで、月の満ち欠けや引力などの影響を受けやすいのではないかということです。
妊婦さんなら、子宮の中に羊水もありますので水分はより多くなります。
カレンダーを見たりネットで調べたりして、心の準備をしても良いでしょう。
ただしあくまでジンクスですので、いつでも出産ができるように入院準備はしっかりと整えておきましょう。
お産にまつわるジンクスをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
絶対にお産につながるとは言い切れませんが、お産に良い影響を促すこともありますので軽い気持ちでやってみてはいかがでしょうか。
楽しんでやっていると、赤ちゃんも出てくるのが楽しみになってきて、自然とやってきてくれるかもしれませんよ。
もちろん、体調やケガなどには十分ご注意してくださいね。
元気なお子さんが産まれますようになります。