早寝早起きをするコツってご存じですか?
「早寝早起きをしなさい」と子どもの頃から何度も繰り返し言われ、
大人になってからも、健康の為に早寝早起きをしなさいという言葉をよく耳にします。
でも、いざ早寝早起きしようと思っても、案外難しいものです。
そこで早寝早起きをするための、ちょっとしたコツをご紹介します。
1.早く寝るためのコツ
がんばって早く寝れるようあれこれ済ませて、せっかく早い時間にベッドに入ったけど。
どれだけ待っても眠くならない。
という経験をした人は多いでしょう。
早く寝ることが難しい人は、早く寝る習慣をつけることから始めましょう。
例えば、いつもより疲れている日、早起きした日などをきっかけにして、
次の日、その次の日もとにかく続けてみましょう。
習慣にしていくことですんなりと早い時間に眠れるようになります。
また、眠りにつきやすくするために、就寝したい時間の2時間くらい前にお風呂に入ります。
副交感神経を優位にするために、熱すぎず、ぬるめの38〜40℃くらいの温度のお湯にして、
長湯はせず20分くらい半身浴をします。
お風呂上がりには、できるだけ温かい飲み物を飲んで身体を温めましょう。
2.質の良い眠りをとるために
まず、眠る2時間前からテレビやPC、スマホなどの電子機器の画面を見ないような生活を送りましょう。
寝る前の視聴が安眠を妨げてしまいます。
そして寝室は照明を完全に消して、真っ暗にして眠る方がよいようです。
できればカーテンも閉めて、明かりシャットダウンして眠ることで、病気のリスクも下げるとも言われています。
また、カーテンを閉めることで明け方早すぎる時間に起きてしまうという人にも効果的です。
そして、夜中に尿意で安眠を妨げてしまわないよう、夕方以降の水分の摂り過ぎには注意です。
飲み放題をつけた日の夜はやたらとトイレが近くなってしまう、という経験をしたことがある人も多いと思います。
温かいものを、少しずつ飲むような水分の摂り方を習慣づけましょう。
また食べ過ぎもよくありません。
体が、胃の中の食べ物を消化することに集中してエネルギーを使ってしまいます。
体が眠ること、疲れた体を癒すこと、不調の部分を自己治癒していくことに集中できるようお手伝いをし、
朝起きたときにスッキリしていると感じられるような睡眠をとれるようにしましょう。
また、夜寝る前にあれこれと悩んだり考え事をしないことです。
夜に考え事をしてもよいことはないそうです。
明日やこれからの楽しいことを思い浮かべて、考え事は無理にでも切り上げて眠ることに集中します。
考え事は頭が冴えている午前中がよいそうですよ。
3.朝早く起きるために
朝は苦手。
という人は少なくないと思います。
休みの日はなかなか起きられないし、仕事の日もギリギリまで寝ていたい。
というものです。
ですが、これも早起きを習慣にしてしまうだけで、案外簡単に解決することが多いのです。
習慣とするために、まずはきっかけを作ることです。
仕事や用事で強制的に早く起きなければならない日をチャンスだと思って利用してしまいます。
早く起きた日は、できるだけ早く寝てしまいましょう。
早く眠くなればベストですが、寝るまでの支度を早めに終えて適度な時間にベッドに入ります。
そして翌日は無理をしてでもがんばってはやく起きます。
朝日を浴びるとすっきりと目が覚めるので、明け方頃にカーテンを開けるのもよいでしょう。
また、眠りにつく前に、起きる時間のことを意識してから眠りにつくのもよいようです。
また夕飯を早めにすませるように、これも習慣にしておくことで、朝お腹がすいて目が覚める、ということが起きてきます。
4.二度寝してしまう場合の対処法
休みの日に普段より遅くまで寝られることが楽しみだと言う人も多いかと思います。
ですが、休日に平日より遅く起きることで余計に体が疲れてしまい、日中の眠気の原因にもなるそうです。
せっかくの休みだからともっと寝たくなってしまうところですが、早く起きてその代わり日中に30分程度お昼寝をする、
というの楽しみにして、がんばって早く起きてみてください。
そして日がでたらカーテンを開け、窓を開けることをオススメします。
より目が覚めやすく、二度寝でまたウトウトしていても、朝日を浴びて鳥のさえずりや家族、
ご近所さんの生活音を聞いていると、徐々に自然と覚醒してくるでしょう。
なかなか良い事とは思っていてもできない早寝早起き。
まずは環境を変えてみるところから始めてみてください。
早寝早起きをしてきれいと健康を目指しましょう。