年を経るに連れ、気になる更年期障害の症状と対処法をご紹介します。
更年期障害とは年齢が経過することにより、誰にでも簡単にかかってしまう障害の1つといわれています。
更年期障害を持つと、日常生活に様々な支障をきたす恐れがあります。
正しく理解して、自分自身で対処できるよう心がけておきましょう。
更年期障害とは一体どんな障害なのか、自分で出来る対処法について学んでいきましょう
更年期障害はホルモンバランスの低下・減少により誰でもかかる恐れのある病気の一つです。
主な症状として、・精神的に不安定になる(イライラしたり、突然悲しくなり泣き出す等)・
頭痛やめまいが頻繁に起こる・異常な発汗・動悸・息切れがする上記が更年期障害の初期症状として挙げられます。
また、更年期障害を悪化させてしまうことで・膣炎・膀胱炎・うつ病など
他の病気を発病させてしまう恐れのある怖い病気の一つと言われています。
今までの更年期障害にかかる方は女性というイメージが強く根付いておりましたが、
現在では男性も発病させるケースも増えたため異性を問わず、気をつけなければならない病気です。
2.更年期障害にかかる理由
まず、更年期障害について正しい知識を知ることがとても大切です。
更年期障害とは、ホルモンバランスの低下・減少が原因でおこる病気です。
では、ホルモンバランスが低下・減少すると何故更年期障害にかかるのでしょうか。
ホルモンバランスというものは体にとってとても重要な役割をしています。
まず、血管を広げて血液の流れをよくしてくれます。
その中で悪玉コレステロールを抑え、善玉を増やすことや骨の健康維持も行ってくれています。
また脳の活性化も同時に行ってくれるためホルモンバランスが多い方や、年齢の若い世代はボケにくいといわれているのです。
体の中で重要な働きをしてくれるホルモンバランスですが、
女性は年齢が経過することにより体が閉経の準備をするようになっています。
閉経の準備が始まってしまうと、「体内でホルモンバランスが不要になってきたぞ」と
信号が出されて自然とホルモンバランスが減少していく仕組みとなっています。
男性の場合も同様です。
また男性は家庭を支えるために毎日仕事をしていることが多いです。
多大なストレス環境で過ごさねばならない場合も更年期障害を引き起こす1つの原因とされています。
3.更年期障害はどう対処するの?
更年期障害を発病してしまうと、完治することはとても難しいといわれています。
それはホルモンバランスは年齢が経過してしまうと増加しないからです。
そのため自分自身で対処する場合は常日頃から意識を持っていなければなりません。
自分自身(家庭)で対処する方法としてまず食生活の改善から行ってください。
更年期障害にならないようにするためには、ホルモンバランスを低下・減少させないことが大前提です。
現在体内にあるホルモンバランスを維持し続けることが重要なポイントとなります。
ホルモンバランスに効果的なビタミンEを積極的に摂取してください。
ビタミンEは細胞膜の酸化・老化を防ぐ効能があるためホルモン分泌のコントロールをサポートし、
バランスを整えることが出来ます。
ビタミンEが多く含まれている食材として、植物性油(ひまわり油など)やナッツが挙げられます。
どれも低価格で購入することも出来る食材ばかりですので、安心できますね。
仕事や生活スタイルの関係で食事を操作することが難しい方はビタミン剤をオススメします。
現在では、100均で購入することも可能となっていますので試していく価値は高いと思います。
4.更年期障害は病院で治せるの?
更年期障害を発病してもらった際、病院で診てくれるものなのでしょうか。
また何科に行けば良いのか、知識がないと全く分かりませんよね。
更年期障害の診断は女性であれば、婦人科に向かいましょう。
婦人科では更年期障害かどうかを確認してくれることが出来ます。
更年期障害の専門的な診断をしっかりと行ってくれるため、安心して受診することが出来ます。
男性の場合は主に精神科に向かうことが多いとされています。
勿論、症状が出ている箇所(耳鳴りがひどい場合は耳鼻科へ等)により何科の判断か決まってきますが極端な話、
何科でも症状の種類により適切に判断してくれますので安心してください。
更年期障害では、主にホルモンを補充してくれるお薬や精神安定剤のお薬にて治療していきます。
個人差により副作用を感じる方もいらっしゃるかと思いますので、
自分の体に合っているお薬を見つけて積極的に改善していきましょう。
上記4点が
更年期障害の症状と対処法
についてです。
女性も男性も簡単にかかる病気というのは怖いものです。
更年期障害になると治りにくいことが多いため、年齢を経過させていくにつれ不安も増加します。
正しい知識を取り入れ、適切対処をしていきましょう。