春になるとお子さんの一大イベントの入園式・入学式がありますね。
もちろん主役はお子さんですが、保護者の方同士も初対面で挨拶をしたり、これからの園生活・学校生活を左右する大事な日でもありますね。
そこで、今回は相応しい服装と注意点をご紹介します。
1.あくまで主役はお子さん
ついつい気合いを入れすぎてしまう保護者の方が年々増加傾向にあります。
女子高生のように短いミニスカートを着用したり、胸元が過度にひらいたシャツを身につけたり、
ギラギラと光るブランドアクセサリーを指・首・手首につけたり…中には不慣れな指輪を身につけ、
帰りに職員と一緒に床の上を探して歩く方もいらっしゃいます。
あくまで「主役はお子さん」ということを忘れずに、身なりの準備をすることを思い出しましょう。
とはいえ、お子さんにネックレスや指輪などつける必要はありません。
幼稚園・小学校に通う際に必要なものを身につければ問題ないので、関係ないものをつけないように気を付けましょう。
2.お子さんのトラブルに対処できる服装が望ましい
お子さんにとっては初めての集団・仲間。
つまり不安がいっぱいです。
しかし、ご両親とは離れてひとりで椅子に座らなければなりません。
不安から大泣きしてしまったり、床に寝転んで泣いてしまう子もいます。
感情を我慢していた子も隣の子が泣くと、つられて泣いてしまう…というケースもあります。
またトラブルは感情からの泣きだけではなく、室内にある玩具で遊びたくて突然走り回ってしまう子もいます。
この時、もちろん保育者が対応しますが、お子さんにとってみれば保育者も初対面。
だっこされてもなにも安心できないし、むしろ不安心が大きくなってしまうものです。
そんなときに、お母さんにだっこしてもらうことで落ち着く子がほとんどです。
式の後は集合クラス写真を撮るということもあり、少しでも落ち着いて式を過ごせるように、保護者の方が園児席に呼ばれることもあります。
お子さんの椅子の隣にしゃがんでもらい、お子さんが安心感を感じられるようにしますが、
この際にスカートよりパンツスーツだとしゃがんだり、立ち上がったりと気兼ねなく対応できるので、動きやすくオススメです。
3.低めで太いヒールが良い
幼稚園も小学校も、園庭・校庭は土が多いです。
大人になるとなかなか踏み入ることがないので感覚を忘れがちですが、ヒールは見事に土に埋まります。
おしゃれなピンヒールだと歩きにくさに加え、せっかくのおしゃれな靴も泥だらけに…もし数日前に雨が降っていれば、
土の中に水分を含んでいるので、更にヒールが埋まりやすく歩きにくいものです。
なので、ヒールは太めで低めのリクルートシューズのような形だと歩きやすく、汚れにくく、土の上にも向いています。
また集合写真でひな壇に乗る際、外だ写真屋さんの組み立て式のものです。
ちょうど細いヒールが埋まってしまう溝があちこちにあり、転落の危険性もあります。
こういった事故防止のためにも安全なヒールを選んでおくことをオススメします。
最近は、ネット通販でも安く、デザイン性の優れたヒールも多数でていますし、1足持っていると、
今後も使えるので式を機に購入される保護者の方も多くみられました。
4.清潔感を重要視
おしゃれをすると、つい普段つけない香水をつけたくなりますよね。
けど、式は結婚式やパーティーではありません。
香水などつける必要はまったくありません。
式の最中に隣から香った際に「いい香りがする」と感じるだけなら良いですが「入園式(入学式)なのに」
「きっと普段からこういう方なんだわ」と、ネガティブな印象がつくことが多いものなんです。
体から香水の香りがしなくても式には参加ですますよね。
余計なことはしないことが望ましいといえるでしょう。
5.髪型やメイクに気合いを入れない
お子さんが楽しい園生活(学校生活)を過ごすことが一番大事ですが、近年はママトラブルも増えています。
日々接しいていく中で、「○○さんって××よね~」と印象付くこともありますが、やはりなんだかんだ第一印象が強く残るものです。
なのにその大切な初対面がまさかの着飾った式の日…この日に気合い入れすぎて、メイクばっちり。
髪型も過度にセットしていると第一印象が相手に強く残ってしまうものです。
実はこれは、保護者同士だけではなく、職員も行っています。
あくまで第一印象ではありますが、派手な方なのか?常識がありそうか?等判断しているんです。
なので、メイクも髪型も「保護者らしいか?」「パーティー仕様になっていないか?」家を出る前に今一度確認してから出るようにしましょう。
人間関係を築く際に最も影響するのは「第一印象」と言われています。
相手に対して不快な印象を持つと、そういう方だと思い込んでしまうのが人間の心理でもあります。
せっかくの新生活が始まるのですから、お子さんのため・そして自分自身のためにも、この大切な日は慎重にしましょう。
また、自分だけの判断では不安な際は旦那さんや、前夜に友達に画像を見てもらって違和感を感じないか?をみてもらうと安心して参加できそうですね。