洗濯時に使うと便利なのが漂白剤です。
そんな漂白剤ですが、どうして使用するといいのか知らずに使っている方は意外と多いです。
そこで、洗濯時に漂白剤を使用する方法と効果についてご紹介します。
1.漂白剤とは何か
漂白剤とは、服等についたシミや汚れをキレイに落としてくれるものです。
汚れを落とす他にも汚れを予防する効果もありますので、洗剤と合わせて使うと汚れが落ちやすくなる上にシミ等になりにくくなります。
ですので洗濯をする時はできるだけ洗剤と一緒に使うことをオススメします。
漂白剤を使うことで繊維の奥の方までしっかりと洗浄してくれるので洗剤だけでは
落ちにくかったシミ等をしっかりと落とし元の服の色にしてくれます。
2.酸素系漂白剤について
漂白剤には主に二種類あり、使い方を覚えるととても便利ですので是非覚えることをオススメします。
まずは酸素系の漂白剤です。
主に服等よく着るものを洗濯する時に使うのがこちらです。
この酸素系漂白剤は塩素系漂白剤よりも柔らかく汚れを落とすことができるので色落ちせずに服の汚れを落とすことができます。
酸素系漂白剤は液体と粉末の2タイプあります。
まずは液体の使い方ですが、洗濯する際に洗濯機に漂白剤を入れるスペースがありますので
そこに入れて服全体の汚れを落とすのが一般的に1番多い使われ方です。
スペースがない場合は洗剤と一緒に入れても大丈夫です。
また、汚れがひどい場合はそこの汚れに直接つけてしばらくおいてから洗濯機に入れるとよく落ちます。
全体的に汚れが酷い場合は、洗面器に漂白剤を入れてしばらくつけ置きしてから選択すると汚れをしっかりと落とすことができます。
粉末タイプは、主な成分が過酸化ナトリウムからできており、冷水だとやや溶けにくいという弱点がありますが、
溶かした液体を弱アルカリ性にする効果があり、洗剤と一緒に使わなくても汚れを落とすことができます。
ですので、ハンドタオル1枚等ほんの少ししか洗濯をしなくても良い場合はこの粉末タイプで手洗いをするだけで十分に汚れを落とすことができます。
シルクとウール素材には使えませんので、その点は注意です。
3.粉末タイプの酸素系漂白剤はとても使い勝手がいいです
粉末酸素系漂白剤は非常に使い勝手がよく、洗剤として使う他に様々な使い方があります。
まずはトイレの便器をキレイにすることができます。
トイレットペーパーに溶かした漂白剤をつけて特に汚れが気になる場所に置いて30分ほど置いておきます。
しつこい場合は一晩置いておきましょう。
置いた後トイレットペーパーをトイレに流した後ブラシ等で擦ると汚れが落ちてキレイな便器にすることができます。
年末の冷蔵庫の大掃除にも大活躍します。
溶かした漂白剤にタオルを入れ、そのタオルで冷蔵庫を磨くとピカピカになります。
その上嫌なニオイを消してくれますし、ニオイ予防にもなります。
他にもテーブル等の家具にも使うことができます。
お風呂もキレイに洗うことができます。
お湯を湯船に入れて、漂白剤を入れて混ぜしばらく置くことでキレイにすることができます。
4.塩素系漂白剤について
プールのような香りがする漂白剤が塩素系漂白剤です。
塩素系漂白剤はより効果が強いので少しだけ使い方に注意が必要です。
まず、白地のもの以外使わないようにしましょう。
塩素系は非常に汚れを落とす効果が強いので色がついているものに使ってしまうとまず間違いなく色落ちしてしまいます。
その代わり、白地の素材の汚れならどんなにしつこい汚れでも酸素系漂白剤よりもすっきりとキレイに落としてくれるので
特に学生の方の運動着や真っ白なシャツについてしまった黄ばみを落とすのに重宝されています。
洗濯機で使う時の基本的な使い方は洗濯機に洗剤と一緒に入れるだけでかまいません。
混ぜるな危険と書いてありますが、水と混ぜた時点でアルカリ性から中性に変わるので安全に使うことができるので一緒に使っても大丈夫です。
ただ、中性になるので洗浄力はかなり落ちてしまいます。
ですので、どうしても落としたい頑固な汚れならつけおきすることをオススメします。
つけおきの場合は他の液体と混ぜてしまうと有毒ガスが発生してしまう可能性があるので絶対に他の液体と混ぜないようにしましょう。
また、しっかりと換気をしておかないと気分が悪くなる可能性があるのであるので窓を開けて換気のいい場所で使うようにしましょう。
洗濯時に漂白剤を使用する方法と効果については以上です。
いがかでしたでしょうか。
漂白剤は便利でいつも使っているけど、案外使い方がよく分かっていないという方は多く、使い方に失敗してしまったという声はよく聞きます。
しっかりと使い方を知っておくと汚れを安全かつ確実に落とすことができるので上記を参考に是非覚えておくことをオススメします。
洗濯以外にも使うことができるとても便利な漂白剤を是非使いこなして下さいね。