臨月に入った時、貴女はどう過ごしますか?
お腹の中に新しい命が宿ってからはや数ヶ月。
赤ちゃんに会える日が近づいてきましたね。
はじめて妊娠が分かった時は喜び、驚き、そして不安もあったでしょう。
今までママさんたちはお腹の中で小さな命を一生懸命守って育ててくれていました。
いよいよ臨月。
大切な臨月期間の過ごし方についてご紹介します。
1.臨月時の体重管理
これまでの健診でうるさいほど先生や助産師さんに体重管理を徹底されてきたと思います。
太り過ぎたら難産になる、赤ちゃんにも悪影響がある。
そうならないためにもママさん達は食事管理や運動を頑張ってきたことでしょう。
臨月に入った頃は個人差にもよりますが赤ちゃんの体はもうほぼ完成していて、
この時期に食べたものは赤ちゃんではなくすべて母体のほうにいってしまうのです。
胎児の体は出来上がっているのに母体の体重だけが増えるとその分お産も大変になります。
特に塩分のとり過ぎは胎児と母体に大きな悪影響を及ぼします。
もう臨月だから大丈夫、出産のために沢山食べて体力付けておかないと。
ではなく、スムーズなお産のために最後まで気を抜かず体重管理を怠らないようにしましょう。
2.臨月時の入院準備
病院や子供用品店でもらったしおりなどを見て入院の準備を完璧にしておきましょう。
お産はいつはじまるか分からないので早めに用意しておくほうが無難です。
1度用意したからそれでいいではなくて予定日までに必要になるものも出てくるかもしれないので何度かチェックして買い足ししておきましょう。
陣痛室や入院室など部屋を頻繁に移動するかもしれないので大きなバッグとサブバッグ、2つ以上に分けておくと便利です。
万が一、出産後に必要なものが出てきたら家族の人に持ってきてもらえるように伝えておきましょう。
意外と忘れがちな筆記用具や出生届などの書類を入れるファイルも入れておくと役に立ちます。
タクシーや病院の連絡先を冷蔵庫に貼っておく、旦那さん等の付き添ってくれる人とすぐに連絡がとれるようにしておくことも準備のうちです。
退院してからも慌てないように新生児ウェアやおむつ、ミルク、沐浴準備などのベビー用品も忘れずに揃えておきましょう。
3.臨月時の運動
臨月に入った妊婦さん達がしていた事ナンバー1が「歩くこと」です。
実際にお医者さんや助産師さんからも歩くことを強く勧められます。
赤ちゃんが下に降りてきやすくなるため、母体の体力づくりのため、そして気分転換にもなるのでお天気も良く、
体調も良好な日にはどんどん歩きましょう。
ただし、歩くときは携帯電話と飲み物と破水した時のタオル、母子手帳は必ず持ち歩きましょう。
こまめな水分補給と休憩も忘れずに。
歩きやすい靴と服装でゆっくり歩いてください。
家の中でできる船漕ぎ運動やスクワット、床の雑巾かけも効果的です。
妊婦さんは疲れやすいので無理のない範囲で体調と相談しながら行うことを忘れないでくださいね。
4.臨月時はとにかく休息を
お産が近づいてくるともうすぐ赤ちゃんに会えるので気持ちもそわそわ。
出産予定日を過ぎたら周りからの「まだ?」のプレッシャーになんだかイライラ。
この時期の妊婦さんはとにかく感情の起伏が激しく疲れやすくなります。
自分で感情のコントロールができずに周りに当たり散らして自己嫌悪に陥ることもしばしば…そういうときは何も考えずにとりあえず寝ちゃいましょう。
たっぷり睡眠をとれば気持ちも穏やかになってストレスも軽減されてすっきりしますよ。
準備やお産の勉強で毎日バタバタと過ぎていきますが赤ちゃんが産まれた後はもっと大変です。
まとまった睡眠など一切とれなくなりますので「私、だらけすぎじゃないかしら?」なんて思わずに今のうちに沢山寝ておいてくださいね。
5.お産のイメージトレーニング
基本的な出産の流れは病院や母親学級で学ぶと思います。
しかしお産は学んだ流れ通りにならない、何が起こるか分からないのです。
いざお産となったとき「勉強したことと違う。
こんなの聞いてない」とパニックになる妊婦さんも多いです。
そうならないためにも不測の事態に備えてイメージトレーニングをしっかりしておきましょう。
本を読む、ネットで調べる、先輩ママの話を聞くなど色々あります。
しかし反対に色々と調べすぎて不安になってしまうこともあるかもしれません。
あくまでもポジティブに、前向きに情報収集して出産に臨んでください。