一時期話題となった半身浴。
半身浴が体によい、ダイエットに効果があるということで、
試みてみた人は多いかと思います。
でも、それを長く続けているという人はあまりいないと思います。
そんな半身浴ですが、しっかり続けることで、ほんとうにきれいに痩せることができるかもしれません。
年齢とともに新陳代謝はどんどんと落ち、ちょっとやそっとの努力では痩せられなくなってきた体。
筋肉が落ちて、知らないうちに思わぬところに余分なお肉がついているけど、なかなか脂肪は落ちない。
ほとんどの人が抱えるそんな悩み。
そこで、ダイエットにも効果的で簡単に始められる半身浴の仕方についてご紹介したいと思います。
1.適度な温かさのお湯に、長めにつかる
半身浴の基本的なことですが、まずお湯は心臓にかからないくらいの深さでためておきます。
20分以上つかることで脂肪が燃焼されていくので、それ以上の時間つかるようにしますが、
長すぎるのは体によくないので、20〜30分位を目安にしましょう。
お湯の温度は暑すぎずぬるすぎず、40℃〜42℃くらいの適温にしましょう。
そうすることで、のぼせたりすることなく、長くゆったりお風呂につかっていることができます。
また、入浴中は浴室内が冷えすぎないようにも気をつけましょう。
2.お風呂での時間を楽しむ
ゆったりと半身浴をするのなら、せっかくですのでその時間を楽しめるよう自分なりの工夫をしましょう。
例えばスマートフォン用の防水ケースがあれば、それだけでかなりいろいろなことができるようになります。
防水ケースは、きちんとしたものももちろん購入できますが、
100円均一にも売っていますし、それでも問題なく使用することができます。
入浴中にスマホが使えれば、好きな音楽をゆっくり聞きながら半身浴をすることもできます。
好きな動画を見たり、普段はしっかり見ることのないニュースやいろいろな記事を読んだり、
様々なSNSをチェックしてまわる時間を入浴に済ませてしまったり、ゲームをしたりすれば、
時間はあっという間に過ぎてしまいますし、有効に時間を使うことができます。
タイミングが合えば、大好きな彼や友達とLINEなどでおしゃべりするのもよいでしょう。
そして、半身浴をしている途中でも必要に応じて水分補給ができるように、
タンブラーなど持ち込んでもいいかもしれません。
3.冷たい水で刺激と血行を促す効果を加える
よくサウナの横に冷水のお風呂が用意してあるように、
半身浴の途中や前後に、シャワーで体に冷たい水をあてるとより効果的です。
特に、体の中で鈍感な部分、足首の回りなどの部分を刺激したり、
背中などに冷たい水をかけたりするといいようです。
冷たい水と温かいお湯を交互にあてることで、新陳代謝を高め、血行をよくしてくれます。
4.体の内側からもあたためる
お風呂で体を温めると同時に、その前後の食事では体を温めてくれる食材、料理をとるように心がけましょう。
温かいスープや鍋、生姜や唐辛子を使った食べ物で体を芯から温めましょう。
また生姜や唐辛子を使うことによって、油や塩などを控えめにした
ヘルシーな料理でもおいしく頂けるので、一石二鳥です。
食べ物によって内蔵からしっかり温めることによって、さらに半身浴での効果が期待できるでしょう。
またできれば飲み物をとるときにも、温かい生姜紅茶などできるだけ温かく、
白砂糖の入っていないものを選ぶようにしましょう。
5.マッサージで効果も倍増
半身浴でやせるには、マッサージが不可欠です。
お湯に浸かりながら、足先からゆっくりと丁寧にもんでいって、体の隅々まで血行を促していきましょう。
特に見た目にわかりやすいのが、足首やふくらはぎです。
ふくらはぎから足首にかけてを念入りに毎日マッサージするようにすると、
足が細くなっているのを自分でぱっと見てわかるようになると思います。
また、お腹や腰、太ももなど冷えやすいところ、足の付け根や膝の裏、
脇の下などリンパをマッサージして血行を促すのも効果的です。
ぜひマッサージはやってみてください。
6.とにかく続ける
なんと言っても、半身浴はまずは毎日続けることが大切です。
続けなければ効果は得られません。
その為にも、自分で続けられるよう工夫してみましょう。
先にも述べましたが、長く入っていられるように、楽しめるように工夫することも大切です。
また、長く続けられるように1日のスケジュールの中に組み込んで、習慣となるようにします。
長時間の半身浴が習慣になって、毎日顔を洗うのと同じような感覚で当たり前となってしまえば、もうこっちのものです。
また、内蔵までしっかりあたためることで、お通じがよくなる可能性もあります。
便秘を解消し、腸内がきれいになることだけでもダイエット効果があります。
そうなってしまえば本当に大成功でしょう。
毎日半身浴を楽しんで、きれいで健康的にやせましょう。