炭水化物抜きダイエット方法!糖質を減らすことが成功の鍵!

毎日食べているお米やパン、うどん、ラーメン、パスタ。

これらの主成分は炭水化物です。

炭水化物には「糖質」と「食物繊維」が含まれており、悪さをするのは「糖質」です。

今回は、「糖質」に関する不都合な真実とダイエット成功のコツをご紹介します。

1.お米は食後20分後には砂糖を食べた時と同じ物質になる

お米(炭水化物)を食べると炭水化物は食後、約20分で「糖質」と「食物繊維」に分解されます。

この糖質は、ケーキや角砂糖の砂糖と全く同じ物質です。

つまり、お米もケーキも結局は「糖質」を摂取していることと同じことです。

TV-CMでも流れていますが、茶碗1杯55gで角砂糖17個分に相当します。

2.インスリンが脂肪を作る

炭水化物(糖質)がどのように体を太らせるかを説明します。

「インスリン」という言葉を聞いたことはありますか?

インスリンは血糖値を下げるホルモンのことで、胃のちょっと下にある「すい臓」で作られます。

血糖量が高いと人体に様々な悪影響を及ぼすため、血糖値を下げることができるインスリンは我々にとって必須のホルモンです。

炭水化物や砂糖を食べた後には血糖量が急激に増えますので、下げるために毎食後、分泌されます。

(糖尿病の方はインスリンが分泌されないため、食後に注射などして補います。)

インスリンが血糖値を下げる方法はいくつかあります。

各細胞が糖を消費するように作用したり、筋肉が自ら使うためにため込んだりします。

しかし、細胞が一度に消費できる糖の量には限界ががあり、また筋肉が蓄えられる収納スペースは限られていますので、

余った糖は脂肪細胞に取り込まれることになります。

脂肪細胞になることにより、血糖値は下がりますが、筋肉と違って脂肪細胞には収納スペースの際限がありません。

体脂肪は際限なく増加してしまうのはお分かりになると思います。

これが体重が増加するメカニズムです。

大切なのはインスリンをむやみに分泌させないことです。

炭水化物や糖を含まない食事の場合は血糖値があがらないため、分泌されにくくなります。

3.体内に少しでも糖質があると脂肪は燃えない

さて、体が太るメカニズムについて説明しましたが、次はどうやって燃やされるかを説明します。

人間の体は、糖質と脂肪からエネルギーを作ることができます。

エネルギーを作るといっても分かりにくいので、車に例えてみます。

一般的なガソリン車は、ガソリンのみからエネルギーを作って動きます。

一方、プリウスなどのハイブリッド車は、ガソリンと電気を使うことができますね。

普段は電気を使って走りますが、電気が無くなると、初めてガソリンが使われるようになります。

人間の体はハイブリッド車に似ています。

普段は利用しやすい糖質をエネルギーに変えて生活し、糖質がなくなると脂肪が使われるようになるのです。

逆に言うと糖質がある限り、脂肪は使われません。

ダイエットで落としたいのは脂肪ですが、体から糖質を除かない限り、

脂肪が燃やされることはありませんので、まずは糖質を摂ることを止める必要があります。

2週間ほど炭化物を摂らないと体から抜けて、脂肪が燃えるようになります。

2週間はやや極端に糖質を抜くと、脂肪が消費されやすくなります。

4.糖質には中毒性がある

そうは言っても、ご飯大好き、甘いものが辞められない人は多いと思います。

辞められないのは、糖質に中毒性があり、脳へダイレクトに影響を与える物質だからです。

炭水化物や砂糖を摂ると脳のA10神経系というところが刺激されます。

すると、ドーパミンという物質が分泌されて、強い快感をもたらします。

ドーパミンはエクササイズや笑っている時などにも分泌されますが、メカニズム自体は、

コカインなどのドラッグを服用したときとまったく同じです。

だから、なかなか辞められないのですね。

炭水化物がいかに曲者かお分かりになりましたでしょうか?

・炭水化物は体に入ってしまえば砂糖と同じ物質になる。

・炭水化物を取るとインスリンが分泌されるが、インスリンが脂肪を作る。

・体内から糖が抜けきらない限り、脂肪は燃えてくれない。

・炭水化物(糖)には中毒性がある物質ですので中々辞められない。

炭水化物ダイエットの減量効果は絶大です。

普通の人は炭水化物中毒になっているので、最初の10日間はご飯を食べないでいることが

つらい方も多いようですが、ごまかしながら頑張りましょう。

10日間をいかに乗り切るかが炭水化物ダイエット成功のカギとなります。

・おかずである、サラダ、肉、魚を食べまくって満腹にする。

・毎晩晩酌する。

(焼酎、ウィスキーなどの蒸留酒、糖質0ビールは糖質が含まれませんので、ダイエットとしてはいくらでも飲んでもOKです。)

・お菓子はナッツ類に絞る。

(アーモンドやクルミは糖質が少ししか含まれません。)

上記のような方法で、ごまかしながら10日間が過ぎるとご飯の抜きの生活に脳が慣れてきますので、

自然に炭水化物抜きの生活が送れるようになります。

是非、この炭水化物抜きダイエットを実践して健康的でスタイリッシュな身体を手に入れましょう!

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