不倫は文化だと公言した芸能人がいましたし、不倫に走る人の確率も多くなっています。
ダブル不倫というものもあります。
これは、既婚者同士が不倫をするケースですが、そこには、諸々メリット・デメリットもある様です。
1.ダブル不倫が始まるキッカケ
ダブル不倫は双方が既婚者であるというカップルのことで、当然、お互いが既婚者であることは
承知した上での関係ということなのでしょうが、どのような経緯でダブル不倫が始まってしまうのでしょうか。
普通の夫婦は、多少の不満はあっても、他人同士が一緒に生活したのだから、
助け合い忍耐し努力するべきと考えるものなのですが、昨今、女性も社会進出しますと、
同じ様な不満を抱えている既婚者の男性と巡り合う確率も高くなります。
それは、会社であるかもしれませんし、取り引き先の人かもしれません。
最初は、たわいのない会話から、お互いに悩みを抱えていることに気付き、
悩みを共有することで急激に惹かれあってしまうケースも多いようです。
2.家庭に対して優しい気持ちになれるメリット
最初は、一緒にいると新鮮で楽しいとか、日常では利用しないようなレストランやホテルに
連れて行ってもらえるとか、人目を避けて二人だけで過ごす密会が、より非日常的で刺激的に感じられるものです。
特に、女性は、毎日外せない家事の煩わしさとか義務感などで、不満やストレスを貯めがちです。
不倫相手に会うことで、非日常の世界でストレスが発散されます。
不倫相手とのデートで癒されて家庭に戻れば、イライラした気持ちを家庭に持ち込まずに済みます。
そうすれば、家族に対して、優しい気持ちで接することができ、家庭の雰囲気がよくなるのです。
男性でも、同じでマンネリ化した妻との関係でなく、胸がときめく逢瀬は刺激的ものです。
お互い家庭があると分かっているので、離婚して欲しいなんて考えません。
その辺がダブル不倫の余裕です。
義務感がないため、現実逃避できるメリットがあります。
3.究極の現実逃避で違う自分を発見できるメリット
家庭では「妻」「母」の立場が要求されます。
お洒落をするよりも、料理をしたり、部屋の掃除をしたり、家事は留まることなく追いかけてきます。
ところが、不倫相手に会うときは、目いっぱい女性として着飾れます。
日頃の自分でなく、もう1人の「恋する女」になれる時です。
不倫相手に「そのドレスよく似合っているよ」とか、家庭では言ってもらえない言葉を聞けば、もう我を忘れて陶酔してしまいます。
好きで結婚したの夫のはずですが、結婚後は「夫婦」になってしまっていています。
いつの間にか、なくなってしまった「ドキドキ感」を、不倫相手なら充分に与えてくれるのです。
肉体関係においても、「いけない恋」という事を頭の隅においているからこそ、余計刺激的な肉体関係になるのでしょう。
4.今しかない恋愛だから純度も高いというメリット
結婚は、家とか親戚、社会も絡むことです。
それは愛情ということだけでなく、金銭的な問題、子供、将来の親の介護などとかの様々な責任を夫婦で分かち合うことでもあります。
お互い、こうした条件やら責任をクリアしないと結婚は出来ません。
いわば、窮屈な枠にはめられているという訳です。
けれど、不倫は、相手に離婚して欲しいとか、将来を誓ってほしいなんて思いません。
ただ、一緒に居たいと思うから、不倫しているのです。
そこには、お金も絡みません。
関係をお金で売り買いしているわけでもないのです。
ただ、相手に望むのは「一緒に居てくれること」だけ…たとえ、肉体関係だけであっても、そんな側面もあるのです。
世間からは非難されがちのダブル不倫ですが、ピュアな部分がないとは言えないでしょう。
しかし、その反動のデメリットも大きいようです。
5.社会的信用を失うデメリット
ばれにくいと言われるダブル不倫ですが、不倫とはいつか発覚するものです。
そのときのリスクと両家を巻き込んだ騒動は大変なものです。
不倫は社会的に許されない行為ですから、発覚した時点で社会的信用を一気に失うことになります。
巻き込まれた家族からは、風当たりが強くなるでしょうし、子供がいた場合には、子供からの信頼感も失うでしょう。
もし家庭でばれると、配偶者は実家に相談しますから、その内容は、確実に親戚に広まります。
「会社の従業員間の秩序を破ること著しきもの」として会社の「社会的地位、名誉、信用等を傷つけ」、
会社に損害を与えたとして解雇はやむを得ないという判例も出ているというのですから、
会社からの解雇も考慮しておかなければならないでしょう。
6.離婚、慰謝料や養育費などの請求のデメリット
不倫がばれると、家庭が崩壊してしまうリスクがあるのです。
離婚にまで進む可能性もあり、離婚になると、当然子供たちと離れ離れになることになります。
離婚だけでなく、慰謝料や養育費の請求、子供とも会えなくなるという災難が続くでしょう。
ダブル不倫をした母親に、裁判所は親権を与えてくれるでしょうか。
親権を失って、父親の配偶者が親権を取ったとして、
その家庭は母のいない父子家庭になってしまい、子供達は母親を失ってしまうのです。
夫婦二人のことでは済まなくて、子供達まで、少なからず傷つけることになります。
金銭的リスクも大きいものです。
妻は、自分の夫を寝取った女性に対し慰謝料請求ができますし、自分の夫に対しても慰謝料請求ができます。
この場合、妻は、子どもの養育費、さらに財産分与を求めることもできます。
また、ダブル不倫した女性も、夫からも、相手方の妻からも慰謝料請求を受ける事態となります。
7.精神的に追い詰められるデメリット
不倫している時から、様々な不自由があります。
会いたくとも、休日には会えないとか、電話も自由に出来ないとか、自由に二人で歩くことなどできない等
いつでも人目を避けなければにらないという制限が、ついてまわります。
また、不倫がばれてしまった時には、応援してくれる人は、全くいないでしょう。
その為、精神的に、かなり追い詰められることになるはずです。
配偶者、子供たち、親戚などからの攻撃に耐えられるしょうか?多分、精神的に崩壊し、全てを捨てることになってしまわないでしょうか。
ダブル不倫には、そうしたリスクはいつもついてまわります。
また、ダブル不倫関係を続けていると、心臓疾患で突然死するリスクが上がるというデータも出ているようです。
それだけ、不倫行為は、ストレスで蝕まれやすい行為だということもできるのでしょう。
少なくとも、心やすらかに過ごせる行為だとは言えないようです。
いかがでしたか?ダブル不倫によるメリット・デメリットですが、やはり、ばれなくとも心臓にかかる負担は大きいようですね。
どこかで誰かを傷つけているという意識が捨てられないからでしょうか?逢瀬を楽しんでも、
電話も自由に掛けられないとか、人目を避けて歩くのは辛いですよね。
それでも、あなたは、ダブル不倫をしてみたいですか?