子供の幼稚園の面接ってどんな服装で行けばいいのでしょうか。
ラフ過ぎず、かといって堅苦しい服装も避けたいものです。
良い印象を与えつつ、入園に繋がればそんないい事はないですよね。
今回は幼稚園の面接時に最適な家族の服装についてご紹介します。
1.どのような幼稚園か見極めよう
まず、あなたのお子さんが行く予定の幼稚園はどのような幼稚園なのでしょうか。
正しく見極めることが大切です。
勉強に重きを置いている附属の名門幼稚園の場合と、受験タイプの園ではないけれど、面接があるような幼稚園でしょうか。
何に特化しているのかを考えてください。
名門幼稚園では、面接で礼儀やマナーを重要視するのに対して、顔合わせだけのような面接を行うという幼稚園も存在します。
2.お受験系の幼稚園の場合
名門幼稚園の受験を希望されるなら、ほぼ全員の保護者が黒か紺のスーツで面接に望まれるかと思います。
タイトスカートか、フレアスカートは好みに分かれる所です。
パンツスーツの方は極めて少数ですので、注意しましょう。
お父さんのスーツもベーシックな黒か紺で、お子さんは、女の子なら淡いピンクか、紺の落ち着いたワンピース、
男の子なら子供用スーツか、シャツに膝丈ズボンのスタイルの子もいます。
ネクタイは無しでもかまいません。
子供さんの服装は普段、着慣れていない格好なら事前に何度か着て慣れさせておく事も大切です。
3.お受験幼稚園ではない場合
受験校ではないが、面接があるという場合は、必ずしも3人ともスーツである必要はありません。
普段のカジュアルな服装で来られる方もいますし、無難にスーツの方もいます。
けれど、カジュアル過ぎるデニムは注意したいものです。
多いのは、スカートの上に白や落ち着いた黒か紺のジャケットか、カーディガンなどを組み合わせたスタイルやセットアップ、
ワンピースにジャケットスタイルが主流です。
お父さんもスーツが多いですが、キレイなシャツにズボンで清潔感を与えるものであれば良いでしょう。
また、バラバラにならずに、3人の雰囲気が揃った衣服が好ましいでしょう。
4.分からない時は
服装を決められない時は、事前に幼稚園の下見をしてみましょう。
幼稚園の中の見学でも結構ですが、送り迎えのお母さん方を観察して、チラリと見るのも良い方法です。
どのような雰囲気の園かが掴めると思います。
ジーンズのようなラフなスタイルでしょうか。
送り迎えであっても園からの保護者に対する指導のような注意書きはそれぞれあるものです。
ラフな園か、そうではないのかを判断する材料にはなりますね。
また、その幼稚園に通う先輩お母さんに話を聞いてみるのも良いですね。
仲の良いお母さんにリサーチしてみましょう。
5.それでもわからなかったら、幼稚園に電話する
それでもどうして良いか、なかなかわからない時は、一度、幼稚園に電話してみましょう。
「今度、幼稚園に面接に伺うのですが」と尋ねたらきっと親切に教えてくださると思います。
「気になさらなくていいですよ。
楽な格好でお越し下さい」と言われる可能性も高いかもしれませんが、本当に楽な格好でいいのかと言う新たな疑問も生まれてしまいますよね。
しかし、そんなに気にしなくても大丈夫という心のゆとりも出来るかもしれません。
悩んで事前に幼稚園の先生方と仲良くなるケースもあります。
チャレンジしてみる価値はあるかもしれません。
6.普段を見ています
幼稚園の面接は、何を見るために実施しているのでしょうか。
あなたや子供さんの服装をチェックしている訳ではありません。
黒や、ピンクだから○という事ではありません。
あなたの普段の子供に対する接し方、子供の普段の行動を見ているのです。
例えば、面接で「順番が来るまでここで遊んで待っていて下さい」と言われたとします。
面接の方が他に数名いらしたとして、子供同士がおもちゃの取り合いを始めたらどうでしょうか。
あなたは子供だから仕方ないと思われるでしょうか。
幼稚園は子供さんを預かる場所ですが、保護者の考え方にも注意を配って判断します。
お友達と共同で生活するのですから、子供とはいえ、揉め事は避けたいものです。
基本的なしつけや普段の行動を見ているのです。
7.安心し過ぎは禁物
受験タイプの幼稚園ではない所では、面接で落ちたというのを聞いたことが無いと言って安心しきっているお母さんがいるのをよく耳にします。
が、幼稚園の決定時期をいうのは、転勤移動がわかる時期や、他の幼稚園の合否とも兼ね合いで左右されることもあります。
後で、後悔しないためにも万全の体制で臨みたいものです。
しかし、自分一人の努力ではどうしようもありませんよね。
けれど、いつものあなたの笑顔が家族の笑顔に繋がります。
受験でピリピリしたムードもにこやかな笑顔で吹き飛ばすくらいの気持ちで楽しくしましょう。
特に、受験直前の夫婦ケンカは避けたいものです。
子供は、いつ何時、口を滑らせてしまうかもしれません。
普段以上に仲良くする事をを心がけましょう。
幼稚園の面接というのは、子供が初めて体験する関門であると言えます。
これから毎日、楽しく子供が通えるようにそのサポートができるのは一番身近なあなたであることは間違いないのです。
直前に服を変えても、子供の行動は、普段の生活そのままが出る可能性が高いものです。
普段から、適切な行動を教えることが、合格の近道なのかもしれませんね。