子供の名前を付ける時に役立つ4つの考えかた

大切な大切な唯一無二の我が子に送る名前。

一生呼び続け、呼ばれ続ける名前。

良いモノを送りたいと思うのが親心です。

しかし、良い名前ってなんでしょうか?

名前を付けるときに役立つ考え方を紹介したいと思います。

1.どんな子に育って欲しいのかを考える

優しい子、賢い子、愛される子、元気な子、美しい子、夢を持てる子、努力する子、よく笑う子、

あなたはどんな子どもにどんなふうに育って欲しいと思いますか?

どんな人生を歩んで欲しいと思いますか?

理想とするイメージを思い描いてみましょう。

好きな花や季節、天気、音楽、色でもかまいません。

そして、そのイメージに合う字や音を使うといいでしょう。

しかし、絶対にこの習い事をさせるのだとか、この職業につかせるのだと言った押し付けはしないようにしましょう。

どんな性格になり、何を好きなるかは育ってみないと分かりません。

また、美しくて賢くてさらに華やかな子に、など想いを詰めこみ過ぎた名前も尊大過ぎて子どもが背負いきれません。

季節にちなんだ名前にするときはその子の誕生日とかけ離れ過ぎているものは違和感を生むので避けましょう。

2.苗字との兼ね合いを考える

画数や文字数の多い苗字の場合は画数や文字数の多い名前を付けると書くのが大変で堅苦しいイメージになってしまいます。

また、音のバランスにも気を付けましょう。

「水田真理子」や「大場加奈子」「小俣薫」など笑えません。

名前の候補が決まったら10回続けて紙に書いたり、声に出したりしてみましょう。

漢字だけでなく、ひらがなやローマ字で書いてみるとさらにいいです。

名前だけが素敵でも、苗字と組み合わせると思わぬ落とし穴があるかもしれません。

将来、結婚して苗字が変わるところまでは考慮する必要はありませんが、ある程度苗字と馴染みの良い名前がいいですよ。

3.周囲の人の意見を聞く

幾つか名前の候補が上がったら親や周囲の人に伝えてみましょう。

良い名前を、良い名前をと思い詰めるあまりに、視野狭窄になって、突飛な名前になっているかもしれません。

2人以上に「それはちょっと」と微妙な顔をされたり、読み間違えたり、読みにくいと言われたら、

候補から外したほうがいいでしょう。

名前を呼ぶのは親だけではありません。

また、名前の候補を伝える時に口頭で漢字の説明がしにくいなと思ったのなら、その候補も避けた方が賢明です。

電話口や口頭で名前の漢字を説明する時、一生この戸惑いを繰り返すことになります。

全ての人の意見をうのみにする必要はありませんが、人の意見に耳を傾けるのは大事なことです。

4.ネットで検索してみる

候補の名前だけ、あるいは苗字と一緒に検索してみましょう。

漢字だけでなく、ひらがなでも検索してみましょう。

同名や同姓同名にどんな人がいますか?

とても酷い犯罪を犯した人や不幸な目に遭った人はいませんか?

実在の人物だけでなく、ヒットしたドラマや映画の役でもありませんか?

あなたが気にしなくても、その事件やドラマなどを知っている人はあまりいいイメージをその子に持ってもらえません。

同姓同名自体がいること自体はかまいません。

むしろ、一件もヒットしなかったらかたり珍しい苗字でない限りはかなり変な名前である可能性が高いので考え直しましょう。

また、名前を打ち込む時、変換しにくかった場合も考えましょう。

また、一応姓名判断の検索をかけてみるのもおススメです。

無料ですぐに判断してくれるサイトがいくつかあります。

姓名判断って難しそう、面倒臭そうと思っている人でもすぐに分かります。

あまり姓名判断に振り回されたくないけれど、物凄く画数の悪い名前は嫌だなと思っている人にとても便利です。

5.将来、子どもに名前の由来を説明しているところを想像する

目を閉じて想像してみてください。

少し大きくなって言葉が通じるようになった我が子を膝に乗せて、名前の由来を説明している自分の姿を。

お前が我が家に来てとても嬉しかったんだよ。

だから、こんな願いを込めてこの名前を付けたんだ。

と語りかける場面を。

どんな名前を付けたらその日が待ち遠しくなるかを考えて名前を付けましょう。

最初は小さな小さな赤ちゃんでもやがては成長し、今のあなたより年をとる日も来ます。

その時になってもその子がその日のことを楽しく誇らしい思い出として覚えていてくれるような名前を考えてあげましょう。

子どもの名前は産まれてくる赤ちゃんへの大切な一生モノの贈り物です。

良いベビー用品をそろえてあげたいと思ってもスペースや予算の関係で思うようにいかないことが多いです。

しかし、名前だけは自由です。

その子が一生使うものですから、使いやすく、愛着のある名前は何かしらと考えて、幸せを願ってつけてあげましょう。

そして、決まったら沢山その名前で呼んであげてください。

そして、必ず夫婦で一緒に決めましょう。

一緒に考えることで夫婦のきずなもきっと深まりますよ。

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