やっと授かった命。
大事に大事にお腹で10ヶ月育っていきます。
妊婦になると色々と制限が出てくるのです。
例えば、運動、食事、飲料、温泉・・本当に神経質になればなるほど、規制が多くなります。
その中でもカフェイン摂取の制限は代表的なものでしょう。
皆さんもご存知のはず。
調べると最悪、胎児が死産してしまうほど軽視出来ないカフェイン。
では、具体的にどのくらい摂取したら良いのか、他にもカフェインが入っているがあまり知られていないものなどをご紹介します。
1.1日に2杯まで
妊娠する前は大好きだったコーヒーや紅茶。
突如まったく飲んではいけないのかというとそうではありません。
1日に2杯程度なら大丈夫です。
量でいうと150㎎未満なら大丈夫です。
1日7杯以上飲んでしまうと高リスクが伴いますので決めごとを作って意識的に摂らないように工夫しましょう。
15時になったら、ゆっくりとコーヒーを楽しむとか朝の寝起きに飲んでいた人はそのままその習慣は継続するとか。
自分で飲む回数をコントロールしてみましょう。
2.お茶も注意
気を付けて頂きたいのが、カフェイン=コーヒーや紅茶が思い付くと思いますが、意外に玉露のカフェイン量が多いのです。
お茶関係もよく目を凝らして表示をみたほうがよさそうですね。
主にカフェインが入っているお茶を記載しておきますと玉露・緑茶・ほうじ茶・煎茶・玄米茶等々、代表的なお茶にもカフェインが入っています。
お茶だから大丈夫だろうという認識は捨て気になるようでしたらミネラルウォーターで過ごして、
たまに、お茶やコーヒーを摂取するといった具合が一番良いかもしれません。
3.食べ物にも注意
カフェインというと真っ先に飲み物のイメージがありますが、食べ物にも当然カフェインは入っています。
チョコ・アイスクリーム・シリアル・プリン・ココアパウダー・フリスク・ミンティア(入っていないものもあります)・
ナッツ・眠気覚ましのガム。
目を凝らさないと見逃してしまいがちです。
上記記載の食品ですのでお菓子作りが趣味な人などは要注意ですね。
多くは甘いものに入っています。
そして頭痛薬や生理痛を軽減する薬にも入っているそう。
頭痛薬にはコーヒーの何倍ものカフェインが入っているそうなので服用するときは、注意書きを見たり調剤士に確認してからにしましょう。
4.あまり神経質にならない
確かにカフェインは妊婦には良くありません。
しかし、あまり過剰になっていると、それこそ心身共にストレスになり、その方がよっぽど良くないと思います。
たまになら問題ないのですから、もっと気楽に過ごしていた方が胎児にとっても良いでしょう。
妊婦さんが注意しないといけないことは山ほどあるのです。
ハーブ類だってそうだし、脂肪分だって。
同じくカフェインもそうなのですが、神経質になる余り全てがダメなようになるとストレスフル状態を起こします。
たまにと自分に言い聞かせ摂りすぎていたら周囲に注意を促してもらうなど協力をしてもらい生活していきましょう。
5.妊婦だけじゃない、産後も気を付けましょう
妊婦生活からカフェイン摂取を気を付けなければなりませんが、実は産後も同じく気を付けなければなりません。
授乳をする場合、カフェインの摂取した量の1%は母乳から出てきます。
妊婦にとって見ればお腹にいる約1年、授乳を1歳で終えるのなら、更に1年で合計2年はこのカフェイン意識をする生活を強いられます。
コーヒー大好きだった人なら苦痛ですよね。
長い道のりですので気を楽に保ちあまり考えこまないようにしましょう。
6.パートナーの協力
パートナーに協力してもらったら大変助かります。
例えば、朝にコーヒーを我慢しているのに自分の習慣だといわんばかりにゆったりと隣で飲まれたら気持ちは良くないですよね。
パパになるご主人様にも飲んでいるものを同じ飲み物に切り替えてもらうなど配慮してもらいましょう。
出来ないのであれば、せめておうちの中だけはやめてもらい、オフィスに着いてからなど、目に見えないところでお願いしましょう。
コーヒーだけではありません。
お酒好きの妊婦さんだった場合は常日頃飲めない状況ですので、怒りに変わりますね。
ママがいつもモヤモヤしている感情を持っていたりカッとなっていたら、胎児にも悪い影響が出てしまいます。
心穏やかに過ごせる為にも是非、パートナーのご主人の力を借りましょう。
お腹の子を守れるのは食べ物・飲み物を摂取するママにかかっています。
妊婦とは命を守るお仕事とも言えましょう。
本当に注意があちらこちらにあり大変ですが、死産や流産して辛く悲しい涙を流す前に健康に留意して素敵なマタニティライフをお過ごしください。
たまになら摂ったって大丈夫。
習慣化をなくして、結婚記念日、誕生日、友達とのパーティーなどたまにのご褒美としてカフェインが入ったものをお楽しみ下さいね。