生理前と生理中に起こる眠気の原因はPMS!改善方法は適度な仮眠とハーブティー!

生理中は生理痛だけでもつらいのに、強い眠気まで、、、仕事、家事が手に付かなくなるほど眠くなる事も。

本当にきついです。

生理中は気分もブルーだし、眠いし、いったいどうしてこんなに眠くなるの?

そんな生理中の眠気の原因と改善方法をご紹介します。

1.生理前と生理中の眠気はプロゲステロンが関わっている

生理前の眠気は、PMS(月経前症候群)の症状のひとつです。

生理前の2週間ほど前から徐々に分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で体温があがります。

人は体温が下がると眠くなるわけですが、プロゲステロンで体温が上がって眠くなるのはなぜ?

体温が上がったカラダは寝つきが悪く、睡眠の質が下がります。

そのため十分な睡眠がとれず日中眠くなってしまうんです。

また、プロゲステロンは睡眠薬と同じくらいの催眠作用があると言われています。

そのため人によっては瞼が勝手に落ちてきてしまうほど眠くなってしまうんです。

こんな風にして生理前は強い眠気に襲われてしまうのですが、生理が始まって1日目から3日目まではこのプロゲステロンは多く分泌されます。

生理中の眠気もこのプロゲステロンは大きく関わっているんです。

でも、生理中の強い眠気の原因はこれだけではないんです。

2.生理中の眠気は色々な事が重なります

生理前は異常な食欲に襲われますが、生理が始まるとガクッとおちてしまう食欲。

そのためカラダは低栄養状態、低血糖状態になってしまいます。

低血糖状態になると人は眠くなってしまいます。

生理中は、子宮に大量の血を送ります。

そのため脳への血流が悪くなってしまい眠気が強くなってしまいます。

人は体温が下がると眠くなってしまいますが、生理の3日目あたりから夜も日中も体温が下がったままになってしまいます。

そのため、起きているべき日中も眠くなってしまうんです。

生理中は、次に妊娠するための卵子を作る様準備しています。

そのために必要な栄養を子宮に送ろうと体内はずっと働いています。

その体内の働きに自分の体力がついていかず眠くなってしまう事があります。

日頃食事のバランスが悪かったり、寝不足が当たり前の様な人ほどプロゲステロンの影響を大きく受けてしまいます。

そのため、普段から不摂生している人ほど眠気が強くなってしまう可能性があります。

生理前や生理中は、イライラする事が多くなってしまいます。

普段はぜんぜん平気なことでも生理前や生理中は許せずヒステリックになってしまったり、一日中イライラしていたりして精神が安定しません。

そのため夜は寝つきが悪く何度も目を覚ましてしまったりと、無意識のうちにカラダが緊張している事があります。

そんな夜が続くと日中は眠くなってしまうものです。

3.日中襲う眠気の改善方法

昼間は眠いからといって「じゃあ寝よう」なんて出来る人は少ないと思います。

眠気を少しでも解消してなんとか一日乗り切りたいものです。

仮眠をとる時間があれば、15分~20分の仮眠を取る。

寝すぎてしまうと、その後とてもだるくなってしまったりぼうっとしてしまったりしますが、

15分~20分の仮眠は頭をスッキリさせてくれる効果があります。

お昼休憩があるならば、ランチはそこそこにして仮眠の時間を作ってみてはいかがでしょうか?

15分も仮眠をとるヒマはない、、、なんていう人は座った状態で数十秒だけでも目を閉じると眠気は少しおさまります。

そのまま爆睡しない様に注意して下さい。

ストレッチをしてみる。

眠気だけに関わらず、少しカラダを動かす事によって心身ともにリセットできて眠くてかったるい感じが軽減されます。

両手を上げゆっくりと気持ちいいと感じる程度まで伸びてみましょう。

立って出来る環境ならば、足を肩幅に開いて背伸びをする様にして行うと尚いいです。

ハーブティーなどでリフレッシュ。

コーヒーのカフェインで眠気を飛ばしてしまいたいところですが、カフェインは夜の睡眠に悪影響を与えてしまう可能性がありますので、

生理中の強い眠気はスッキリとした香りのハーブティでリフレッシュして眠気を忘れてみてはいかがでしょうか。

ペパーミントやレモングラスなどがオススメです。

ハーブティなどの味が苦手な人は湯気を鼻から吸って香りをかぐだけでも少々違います。

夜の睡眠の質を上げる様心がける。

日中の強い眠気を解消するにはまず、夜の睡眠の質をあげ深い眠りに数時間つきたいものです。

生理の1日目から3日目まではプロゲステロンが分泌されて体温が上がった状態です。

そのために寝苦しい状態が続いてしまうわけですから、睡眠の3時間ほど前から簡単なストレッチを行ったり湯船に使って適度にカラダを温めて、

眠る頃までに体温が徐々に下がっていくようにすると寝つきが良くなります。

生理が終わってさえしまえば、こんな強い日中の眠気に襲われる事はなくなりますが、たった一週間の事でもカラダはとってもストレス感じてしまいます。

眠気の改善方法をぜひ試して生理中もできるだけスッキリと過ごしたいものですね。

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