流行のリングや、マニキュア、ジェルネイルなど、指先までオシャレに気を抜けない女性にとって大敵なのがささくれです。
ささくれがあると、せっかくおめかしした指先が台無しになったりネイルをする際も、サロンで断られたり。
そして何より痛いです。
そんなささくれの原因と対処法をご紹介します。
1.ささくれの原因①
冬や、冷房の効いた部屋などは、とかく乾燥しがちです。
お肌に乾燥は大敵です。
指先にも同様に乾燥は良くないです。
乾いた部屋で、指先の水分はどんどん失われ、目に見えない小さな亀裂が入っていきます。
そして、服や物との摩擦により、ひび割れから皮膚が裂け、ささくれができます。
2.ささくれの原因②
手洗い時にハンカチやエアータオルなどで濡れた手の水分を取り除きますが爪の付け根には段差があり、
ささっと拭いただけではきちんと水分が吸い取られていない場合があります。
エアータオルも同様、つい忙しい時などは、だいたい乾いたと感じたらそれ以上乾かすことをせず終わりにしてしまうこともありますね。
すると、そこに残った水分は、爪の付け根の皮膚をふやかしていきます。
柔らかくなった皮膚はダメージを受けやすく、些細な刺激でめくれたりします。
また、生乾きの皮膚には雑菌が繁殖しやすく、小さな炎症を起こしてしまう場合もあり、それにより弱った皮膚が傷つき、ささくれの原因となります。
また、手の洗いすぎも指先の油分を必要以上に洗い流すことになり、ささくれを引き起こす原因にもなります。
3.ささくれの原因③
肌に大切な栄養素に、ビタミンがあります。
果物や野菜などに多く含まれていますが、現代人にはビタミンが足りていません。
栄養バランスが崩れると、ニキビや皮脂の過多など、美容にとって様々なトラブルを引き起こしますが、
指先も栄養が行き渡らないことになり、ささくれなどを引き起こします。
不規則な食生活による免疫低下も原因になります。
4.ささくれを防ぐために
ささくれの起きる原因の代表的な原因は上記の通りで、乾燥を防ぐために四季を問わずマメにハンドクリームなどで必要な
水分や油分を補うことを意識し、手洗い後はきちんと水分を拭き取ることを心がけ、バランスのとれた食生活により、ビタミン不足を補い、
免疫力を高めることが大切です。
5.それでもささくれができてしまったら
一番いけないのは、ささくれを引っ張って剥いてしまう行為です。
確かに何かにつけて、ヒラヒラと引っかかって、その度に痛みを伴うので気になりますし、煩わしいです。
いっそのこと取ってしまえ。
と思う気持ちもわかりますが、そうしてしまうと出血したり、傷口から細菌が入り化膿してしまう恐れがあります。
そうなると完治までに余計に時間がかかり、ひどくなると指先が赤く腫れ、押すと激痛が走り、膿が出ることもあります。
日常生活において、指先を使って作業することは大変多く、とても不便な思いをします。
6.化膿させないために
化膿させないためには、上記のように、剥いてしまうのは絶対にNGです。
気になるのはやまやまですが、患部はいじらないのがベストです。
どうしても気になる際は、オキシドールや、マキロンなどの消毒液で消毒した爪切りや、ニッパーなどで、ささくれの根元付近を切ります。
ただし切り過ぎには気をつけてください。
7.困った時のオロナイン
そのあとは患部にオロナインを塗布します。
優しくマッサージするように、やや多めかな?と思うくらいの量を塗り込んでください。
ささくれに効果のある薬は、どんどん新しいものが出ていますので、昔からあるレトロなイメージのあるオロナインで効果あるの?
なんて思うかもしれませんが、侮ることなかれオロナインはかなり万能な軟膏です。
値段もお手頃なので是非ご家庭に常備しておくのがオススメです。
デメリットとしては、その独特な香りとベタつきといったところでしょうか。
イヤな人はイヤだと思いますが、これこそがオロナインの真髄です。
その効果を最大限に活かすためには、オロナインで患部を密閉することです。
そのままですとその特有のベタつきで、ゴミやホコリなどもくっつけてしまうので通気性の良いバンドエイドや、ガーゼなどで患部を覆ってフタをします。
そうすることで患部が体温によって、オロナインの成分が含まれた蒸気で保湿され、じわじわと有効成分が浸透していきます。
特にお風呂上がりに清潔にした患部に塗布して覆って寝るのが効果的です。
翌朝取り外すと、驚くほどささくれた部分が治癒しているのを実感できます。
触れてみても、ささくれた時のピリピリとした痛みも緩和されます。
あとはマメにこの、オロナインを塗って覆い、定期的に塗り直しまたキレイなガーゼなどで覆うという作業を繰り返すことで、
化膿することなく早くささくれた部分を完治させることができます。
最後にどんなに気をつけていても、ささくれができてしまうことはありますがその時に大切なのは、
悪化させるような行為はしないことそして、ささくれた部分を清潔に保つことです。
化膿する状況を作らない、化膿しやすい環境にしない。
それが一番重要です。
マメなケアでささくれを防ぎ、できてしまったら速やかに適切な対処をすることで、健やかな指先を保ちましょう。