一般的にはホルモンの関係上、男性の方よりも女性の方が薄毛の方は少ないのですが、
世の女性が男勝りに働くようになったのもあってか、最近は女性の薄毛も増加傾向にあります。
「髪の毛は女の命」という言葉もあるように、薄毛は女性にとっても死活問題になり得ます。
できればすべての女性はキレイな髪の毛を保ちたいですよね。
今回は女性の薄毛の原因とその対策をご紹介します。
1.環境の変化やストレスの増加
お産を経験したことのある女性はきっと悩んだことがある方も多いと思いますが、出産後に抜け毛が多くなる人が多いのです。
これはホルモンバランスが原因ですので、お産が原因で薄毛になってしまった方は、
時間が経てばホルモンバランスが元に戻り、自然に髪の毛が生えてくることも多いです。
しかし高齢出産の方などはお産のあとにそのまま薄毛になってしまう女性もいます。
また女性が社会進出をするようになってから薄毛の女性が増えています。
これはストレスの増加が原因の一つに上げられると思います。
仕事上でのストレスや家庭との両立のストレス、満員電車でのストレス等、
女性も日々知らず知らずのうちにたくさんのストレスを感じてしまっています。
薄毛対策に一番良いのはストレスを感じない、貯めないことです。
そして睡眠不足も頭皮や髪の毛にはよくないので、規則正しい生活をするように心がけましょう。
2.必要以上に洗浄力の高い市販のシャンプーの使用と洗浄方法について
戦後などシャンプーのなかった時代などに比べ、現在社会は安値でシャンプーがドラッグストアやコンビニなどで簡単に手に入ります。
安いシャンプーは洗浄力を高めるために、いわゆる食器洗いの洗剤的な成分を加えていることが多々あります。
それも怖いことに大手の会社でも未だに使用しています。
確かに少ないシャンプーの量でたくさん泡立てば、髪の毛がキレイになった気もするでしょう。
しかし食器洗いのあとに手が荒れたりしませんか?必要以上の皮脂が流れてしまっては人間の肌は荒れてしまいます。
食器洗いの洗剤と似たような成分を頭皮に使っていると思えば、頭皮にダメージが多いのも納得することが出来るでしょう。
値段の高いシャンプーが良いとは一概には言えませんが、現在ご自分が使われているシャンプーの中に
何の成分が入っているかを調べるのは薄毛予防に大切なことです。
ノンシリコンシャンプーが流行っていますが、ノンシリコンが頭皮や髪の毛に良いわけではなく、
あくまで質の悪いシリコンが入っているシャンプーが問題です。
ノンシリコンシャンプーの中には値段を安くするために前述の洗剤と同じような成分が入っている場合もあるので要注意です。
髪の毛はスプレーやワックスを使用していなければ一日ではそれほど汚れません。
主に汚れているのは頭皮です。
頭を洗うときは頭皮を指の腹でしっかりと洗うことが大切になってきます。
そしてすすぎも充分に行う必要があります。
シャンプーが残っているとそれが汚れの原因のひとつになってしまいます。
ご自分の髪質や肌質に合ったシャンプーを探して使用するのも大切な薄毛予防の第一歩です。
3.パーマや染めや白髪の処理について
女性ですからパーマをかけたり髪の毛を染めたりする方も多いと思います。
パーマ液や染める液は中には粗悪なものもあります。
美容院で染めてもらっている場合はその薬剤をチェックするのも一つの手です。
もちろんこれらの行為は頭皮や髪の毛に良いわけはありませんので、
どうしてもやりたい方は少なくとも粗悪な薬剤を使わないようにすることが必要になってきます。
また白髪がある方は見つけたら抜いていませんか?白髪も髪の毛ですから、抜くのではなく根元は残してきってしまいましょう。
あまり抜いているとそこから髪の毛が生えてこなくなったり、薄毛の原因のひとつになりかねません。
もちろん白髪染めで対応するのも良いでしょう。
4.髪の毛に悪い食べ物、良い食べ物はあるのか
髪の毛に悪い食べ物とは、一般的に身体にとっても悪い食べ物や飲み物になります。
過度なアルコールの摂取や、糖分や油分の取りすぎは身体にとってももちろん頭皮や髪の毛にとっても悪いことになります。
しかし、栄養が足りない状態では、薄毛は促進されてしまいます。
髪の毛にいいといわれている食べ物は一般的にミネラルを多く含んだものをいわれています。
しかしあまりに同じものを大量摂取するのはよくないので、三食きちんとバランスの良い食事をすることが一番大切なことになってきます。
いかがでしたか。
普段何気なく行っている生活習慣が薄毛の原因のなっていることもあると思います。
頭皮や髪の毛にいいと思われることは、もちろんご自身の身体にとってもプラスに働くことが多いですので、
頭皮と髪の毛と身体と同時に健康になっていきたいものですね。
そして女性ならではのヘアアレンジやヘアスタイルを長く楽しみたいものです。