はじめての出産を前にすると妊婦さんたちは「痛くないのか」「会陰切開はするのか」「無事に命を生み出せるのか」などなど、
さまざまな不安に襲われるものです。
しかしできれば心穏やかに出産を迎えたいものですよね。
今日は、そんな妊婦さんのために出産の不安を和らげる方法をお伝えします。
1.母親学級やプレママ講座に参加する
出産には妊婦が100人いたら、100通りの出産があると言われるほど、陣痛の痛みも、かかる時間もそれぞれに違いがあるもの。
出産前に「私の出産はどうなるのだろう」といくら思い悩んだとしても、そのときが来るまでわからないというのが実際のところです。
んsう
しかし、同じ妊婦さん同士が集まって、出産についての不安を打ち明けあったり、出産についての話を聞いたりするだけで
「私ひとりが不安なんじゃないんだ」という気持ちになり、少しほっとするはずです。
不安でいてもたってもいられないという妊婦さんは産科で定められている母親学級以外にも地域で開催されている母親学級や、
児童館などで開催されるプレママ用の講座に積極的に参加してみましょう。
2.助産師さんに相談する
出産経験のある女性なら、実際の出産で一番頼りになったのはだれかという質問に「助産師さん」と答える人も多いのではないでしょうか。
それくらい助産師さんというのはママの気持ちに寄り添ってくれるあたたかくも心強い存在です。
医療従事者である助産師さんですが、出産のときの痛みや、陣痛の時間などの体の不安だけではなく、「夫が協力してくれない」、
「姑との関係がうまくいっていない」「子どもを可愛がれるか心配」などの精神的なことが原因の不安についても相談に乗ってくれます。
助産師さんたちはまさに出産のプロ。
幸せなお産だけでなく、さまざまなケースの出産に立ち会ってきています。
「こんなこと相談したら悪いかな」と遠慮せずに、どんどん相談してみましょう。
きっと優しく支えてくれるはずです。
3.経験者の話を聞く
出産は命がけの仕事で、もちろん楽なものではありません。
しかし、考えてみてください。
あなたのまわりに出産経験者はどのくら言いますか?その人たちもちゃんと出産を乗り越えてきたわけですから、あなたにも乗り越えられる。
と考えてみてください。
一番身近な出産経験者は、あなたのお母さんでしょう。
お母さんに不安な気持ちを相談してみてはいかがですか?「私もそうだったけれど、大丈夫だったから。きっとあなたも大丈夫だと思うわよ」と
お母さんに言われたら、一気に安心できそうですよね。
他にも姉妹や親友の中でも出産をしたことがある人がいれば、どんどん話を聞いてみましょう。
お姑さんにも相談してみれば、お姑さんからしてみたら「同じ母親として頼ってくれている」と好ましく思い、今後の嫁姑関係も良好になるかも。
4.妊婦向けの雑誌を読む
多くの種類が出版されている妊婦向けの雑誌には、毎号必ずと言っていいほど、妊婦さんの不安な気持ちを和らげるような記事が掲載されています。
気分転換にこういった雑誌を手にとってみてはいかがでしょうか。
妊婦向けの雑誌には、こういったマタニティブルーや、出産の不安を和らげる記事だけでなく、赤ちゃんグッズの紹介や、
マタニティファッションなどわくわくするような特集もたくさん載っているので、不安でネガティブになっている妊婦さんには
良い気分転換になること間違いなしです。
いかがでしたか?確かに出産はとても大変なことです。
痛みもこれまでに味わったことのないようなものですし、無事に赤ちゃんが生まれてくれるか、無痛分娩にすればよかったのでないか、
など悩みもつきないことかと思います。
しかし「案ずるより産むがやすし」という言葉もあるように、悩むほどのことでもなかった・・と後々思うかもしれません。
どうせその場にならなくては分からないことならば、せっかくのマタニティライフを不安でいっぱいの日々にするのではなく、
赤ちゃんを楽しみに待つ日々にしたほうがいいと思いませんか?
皆さんの無事のご出産そして安産をお祈りしています。