赤ちゃんの笑顔には、どんな人の心でも和ませてしまう力があります。
なので、赤ちゃんにはいつでも笑顔でいてほしいものです。
そこで、赤ちゃんを笑顔にするために試してみたい、具体的な方法を紹介します。
1.面白い「変顔」をして見せる
赤ちゃんは、ユーモラスな「変顔」を見ると、どんなに泣いていても、途端に笑顔になります。
なので、赤ちゃんを笑顔にするには、赤ちゃんが面白がるような「変顔」をしてみることをオススメします。
大人が変顔をするということに対して、最初は恥ずかしさを感じることもあります。
しかし、自分自身も子供に戻ったような気持ちで、恥ずかしがらず、思いっきり変顔をしてみましょう。
中途半端な変顔に対しては、赤ちゃんは全く興味を持ちません。
但し、赤ちゃんが恐がってしまうような変顔は、かえって逆効果です。
あくまで、「明るいユーモアが感じられる変顔」を赤ちゃんに見せることを意識してください。
2.少し大袈裟に「いないいない、ばあ」をする
赤ちゃんを笑顔にする方法の1つとして、「いないいない、ばあ」は定番の方法です。
しかし、この「いないいない、ばあ」は、大人から見て少し大げさだと感じられるくらいのノリで行うことがポイントです。
棒読みのような言い方と中途半端な表情でこれを行っても、残念ながら、赤ちゃんはあまり良い反応をしてくれません。
「いないいない」で顔を隠す時は、少しトーンを抑えたような声色で声を出しながら顔を隠します。
そして、「ばあ」をする時は、明るいトーンの声色と、ひまわりのような明るい笑顔を見せましょう。
このように、「いないいない」と「ばあ」の抑揚をつけることで、赤ちゃんが目の前の大人に対して、前のめりで興味を抱くようになります。
但し、「ばあ」で明るいトーンの声を出す時は、赤ちゃんがびっくりしてしまうような大きな声は出さないようにしましょう。
大きな声を出すと、逆に赤ちゃんが泣いてしまうこともあります。
3.赤ちゃんの前で踊りながら歌を歌ってあげる
赤ちゃんが泣いたりした時、「歌を歌ってあげる」という人もたくさんいます。
しかし、もっと赤ちゃんが喜ぶ方法は、「踊りながら歌を歌ってあげる」というものです。
赤ちゃんは大人に比べて、音楽や、動きのあるものに対して敏感に反応して大喜びします。
ただ「歌を歌う」というだけでももちろん効果的ですが、歌に踊りが加わると、赤ちゃんはすぐに笑顔になります。
歌や踊りに自信がなくても構いません。
自己流のやり方で良いので、恥ずかしがらずに赤ちゃんの前でパフォーマンスして見せてあげてください。
童心に戻って歌ったり踊ったりしている大人を見て、赤ちゃんも安心感を感じ、笑顔を見せてくれるようになります。
4.赤ちゃんの体を軽くくすぐってみる
赤ちゃんの体を軽くくすぐってみることも、赤ちゃんを笑顔にするためのオススメの方法です。
赤ちゃんは体全体が敏感なので、くすぐられるとすぐに反応して笑い出します。
特に、「こちょこちょこちょ」といたずらっぽく声をかけながらくすぐると、赤ちゃんは更に面白がって、大笑いします。
しかし、長時間くすぐらないように気をつけてください。
くすぐられることを赤ちゃんが嫌がり始めたら、すぐにやめましょう。
「しつこくしない」ということも、大切なポイントです。
いかがでしたか。
赤ちゃんを笑顔にするためには、大人側も子どもの心に戻り、恥ずかしさを捨てることが必要です。
そして、子どもの頃の遊び心を思い出し、「赤ちゃんと一緒に大笑いしよう」という気持ちでやってみてください。
赤ちゃんは、自分と一緒に楽しく遊んでくれる大人に対しては、惜しみなく笑顔を見せてくれます。
赤ちゃんに対しては、「気の利いたパフォーマンスを見せて笑わせる」というよりも、「自分自身も子どもに戻り、友達同士のような感覚で赤ちゃんと一緒に楽しむ」という軽い気持ちを持った方が、赤ちゃんも心を開いてくれます。