マスクをするとニキビができたり肌荒れするという方も多いのではないでしょうか
では、なぜマスクをすることで肌荒れが起きたりニキビの原因になるのでしょうか。
原因と対策をご紹介します。
1.マスクで擦れることによって肌がダメージを受ける
マスクをつけると少なからずお肌とマスクで擦れてしまいます。
この摩擦で肌に赤みを与えたり、ダメージを与えることにもつながります。
肌はとてもデリケートです。
表面が痛むことで角層が削れてしまい、ささくれだちやすくなります。
表面が整っていないと、肌内部の水分が逃げやすくなり、結果として乾燥に傾きやすかったり、
乾燥を感じた時に潤いを補おうと油分を出すことでニキビが起こりやすくなることもあります。
2.雑菌が繁殖しやすい状況を作っている
マスクをすることで息をマスク内に吐くことになります。
マスクをすると潤うという方もいらっしゃいますが、実は菌が繁殖しやすい状況を知らず知らずに作り出してもいます。
実はお顔の上にはたくさんの常在菌がいます。
夏場や梅雨時に食中毒を起こしやすいように、生暖かい季節は菌が繁殖しやすいです。
よく生理前にニキビができやすいという方もいますが、ホルモンバランスの乱れだけではなく、
体温が高いということも原因の一つとして考えられています。
マスクの中で暖かく活発になりやすいところでもともとある常在菌が活動を起こし始める、
また、擦れて傷んだ肌がだからこそ肌を守る力が弱まりニキビへと発展することはありえます。
以上から、マスクをすることで肌荒れを引き起こすこともあり得ることがわかりましたでしょうか?
本来はマスクをつけると保湿されてよいという声もあるのすが、中にはダメな方もいらっしゃいます。
では、次に正しいマスクの使い方、つまり、肌荒れしないための対策やマスクを使う使い方のポイントについてお伝えします。
3.マスクを清潔にすること
これは最も大切です。
特に女性はメイクをするので、ただでさえむれて菌が活発になりやすいマスクにファンデーションがついた状態で、
そのマスクを使うのですから、マスクを1日1回は新しいのと取り替えることも大切です。
ちなみにニキビ菌は油分が大好物です。
市販のファンデーションはだいたい油分でできているので、ニキビ菌の喜ぶ環境を用意してい流ことになります。
そう考えると、ファンデーションもついた同じマスクを2〜3日使うなどはありえないことです。
また、通気性のよいマスクを選ぶこともポイントの一つです。
4.とにかく保湿
マスクをすることで潤いやすいという方は良いですが、マスクで肌荒れする方は、だいたいすれて乾燥に傾き、
結果敏感にお肌をしてしまっている人が多いです。
ですので、普段から保湿をしっかりとして、乾燥に傾きにくく、敏感になりにくい肌力をつけることも大切です。
保湿でオススメのことは、ローションパックです。
ローションパックは、フェイスマスクやコットンに化粧水をひたあいて、それを顔にペタペタと貼り付けます。
だいたい時間は5〜10分程度ですが、ポイントはフェイスマスクやコットンが乾く前に顔からはがすことです。
乾いてきてもつけっぱなしだと、最初はコットンの化粧水が角層部分に浸透してくれますが、乾いてしまうと、
顔の潤いをコットンがとってしまいます。
保湿ケアをしているのにもかかわらず乾燥してしまうと逆効果です。
ですので、そこのポイントをしっかりと心がけてください。
また、保湿ケアの一つで、整肌を丁寧にすることも大切です。
肌を手で包み込むように何度かに分けて整肌をすること、手に肌が吸い付くようになるまでします。
また、洗顔も保湿ケアで大切に考えられるポイントです。
まず大事なのは、洗顔の温度です。
温度はぬるま湯が良いとされます。
熱い温度であれば、必要な油分を取り過ぎてしまうので乾燥に傾きます。
また、冬場乾燥しているときに洗顔フォームを使って洗顔を行えば乾燥しやすくなることもあるのでプレ洗顔がよい場合もあります。
以上、保湿ケアについていくつかお伝えしましたが、結果としては今の自分の肌に合わせたケアをすることが大切です。
5.肌自体を健康にすること
肌が弱っているとダメージを受けやすくなります。
肌を元気にすると細胞自体に栄養がいきやすくなり、ターンオーバーもスムーズだからこそ表面に皮脂膜という保護膜を作ってくれます。
保護膜がバランスよく整ってくれると荒れなく敏感にも傾きにくくなります。
では、どのようにすると肌が元気になるかというと、肌本来が持っておる「血行」「水分」「清潔」を保つケアをすることです。
「血行」はマッサージです。
「水分」は保湿ケアや洗顔時に水分や油分を取り過ぎないようにすること、「清潔」は洗顔です。
マスクは使用することで、お肌にとって良くもなり、悪くもなります。
正しい知識を持つことが結果としていろいろなことへの対策やケアにもつながるので、まずはしっかりと知識を持つことも大事なのかもしれません。