マタハラを受けている妊婦は少なくありません。
病気でないのにもかかわらず、社会的弱者となってしまうことからマタハラを受けてしまい、精神的に追い詰められてしまいます。
悩んでいる人も対処法を知ることで、負けずに希望を持つことができるでしょう。
1.言いづらくても嫌なことを伝える
マタハラへの対処法は、まずは自分自身でしっかりと嫌なことを伝えることが大切です。
何か嫌なことを言われてしまった場合、我慢することはありません。
言いづらくても本人に嫌なことだと伝えないと、本人はわからないまま嫌がらせを繰り返してきます。
また嫌と伝えたら余計にもっとひどくなると考えて言えない場合は、すべて証拠に残しながら対処していくと良いでしょう。
2.先輩ママに相談してみる
マタハラへの対処法は、同じ職場の先輩ママや子育てを終了している人、または仲の良い先輩ママに相談してみると良いでしょう。
すでに妊娠出産を経験してきた人は、同じ苦しみを味わった経験があるでしょう。
その時どんな行動をとっていたのか、どんな辛い体験があったのかを話してもらうことで、自分自身はどんな対処ができるかを考えることができるのではないでしょうか。
勇気を持って相談してみることも、希望を切り開くためには必要です。
3.働き方を考えてみる
マタハラへの対処法は、働き方を考えてみることも1つの対処法です。
妊娠しているのだから、無理して働く必要もありません。
それでもなお働き続けなければ経済的に苦しいと言うのであれば、会社全体が妊婦がいる場合の働き方を考え直さなければなりません。
会社によっては匿名で相談することができるところもあるので、会社全体を動かして同じ人が増えないためにも、働き方改革を起こしてみることが大切です。
そうすることで無理なく働くことができる環境作りを整えてくれるかもしれません。
実際企業で子育てがしやすい環境を整えているところがたくさんあり、徐々に増えています。
女性の社会進出に伴いこのような改革は必要なことです。
4.同じく悩んでいる人と相談会に行ってみる
マタハラへの対処法は、同じようにマタハラで苦しんでいる人たちと相談会に行ってみるのも良いでしょう。
公式のものからオフ会のようなものでたくさんあり、妊娠中の悩みであったり、働きながら妊娠中の生活を送っている人の話を聞くこともできます。
1人で悩むのではなく、同じような境遇の人と悩むことにより、同じようにマタハラで悩んでいる人もいるかもしれません。
できることからどんな対策ができるかを考えることによって、少しずつ辛い環境を改善することができるかもしれません。
悩みを話すだけでも精神的に楽になります。
また実際に対処することができた人からのアドバイスも聞くことができます。
5.労働局や専門窓口に行ってみる
マタハラへの対処法は、労働局や専門窓口に行ってみることも1つの対処法です。
労働力では妊婦が働いている場合の働き方についても、しっかりとルールを定めています。
そのため理由なく解雇されてしまったり、無理な仕事を押し付けられてしまった場合でも、しっかりと相談することができます。
はじめは緊張するかもしれませんが、この時マタハラを受けている証拠があれば、信憑性や緊急性を判断し対処してもらえます。
また専門窓口では、マタハラのことだけを扱う相談窓口になっているので、豊富な事例の中から助けてくれる道筋を示してくれるかもしれません。
マタハラが辛くて1人で悩んでいる人は、たくさんの対処法がある中で、後は勇気をもって行動するのみです。
背中を押してくれたり、共に戦ってくれる人もいるので、1人で我慢をせずに対処することが大切です。