最近、美意識が高いオシャレな女性が実践していると話題になっている「肌断食」。
どんなことをするのかご存知ですか?今回は肌断食の方法やその効果についてご紹介します。
1.肌断食とは
肌断食とは、毎日貴女がやっているメイクアップもスキンケアも全て、一切やめてしまうということです。
肌断食の提唱者として有名な宇津木龍一医師の宇津木式肌断食といわれるものは、メイクはもちろんスキンケア化粧品もすべてやめるというものです。
一時的にではなく、この先未来永劫、スキンケアやメイクをやめてしまうという方法です。
洗顔も水のみ。
クレンジングには純石鹸やワセリンを使用するようです。
もっとゆるい、一般的な肌断食はお肌を休ませたり、肌の状態をリセットさせるために数日間、メイクやスキンケア化粧品をやめることを言います。
どちらも、メイク、スキンケア化粧品は肌にとって悪いものであり、それをやめれば、肌が本題持っている自活力で美肌に生まれ変われるという考えに基づいています。
2.宇津木式の肌断食の方法
宇津木式の場合は、少しずつ肌に悪いものを減らしていきます。
もちろん一気に全部やめてしまっても構いません。
まずは肌への一番の負担と言われている、肌をこすったり、洗いすぎたりすることで生じる肌への物理的な刺激を減らすことからはじめてみましょう。
まずはクレンジングをやめ、次はクリームをやめ、乳液、美容液、最後は化粧水と少しずつ使うスキンケア化粧品を減らし、
最後は水洗顔のみという状況になります。
もしこの途中で乾燥がひどくなり、顔がひりひりするように感じた場合は白色ワセリンを少量だけ塗って対応します。
ワセリン以外のものは基本的に使ってはいけないとされています。
3.一般的なライトな肌断食の方法
宇津木式ほどストリクトではない、ライトな感じの一般的な肌断食は、ノーメイクでいられる週末を利用して金曜日の夜から月曜日の朝までの3日間、
肌断食をするという方法を取ります。
土日はデートやお出かけの予定があってノーメイクは無理。
という人には難しいですよね。
まずお休みの前日にメイクをミルクやクリームを使用し優しく落とします。
ミルクやクリームがクレンジングの中では一番摩擦が起きにくく肌の負担が少ないとされているからです。
その後は無添加せっけんで洗顔し、油分を落とします。
この時お肌はつっぱるはずですが、何もしてはいけません。
休日は朝は水洗顔、夜は無添加せっけん洗顔のみでそれ以外は何もしないようにします。
週末を利用して行う肌断食は、プチ肌断食といわれることもあるようです。
4.宇津木式肌断食ってどのくらいで効果が出る?
宇津木式の肌断食による効果は、しっかりとやり方をきちんと守りさえすれば、年齢に関係なく効果があらわれ、
お肌のバリア機能がアップしたり美肌になったりできます。
ではいったいどれぐらいで効果を実感できるの?という疑問がわいてきますが、これは化粧品を使ってきた年数や、
スキンケアをどれほどやってきたかによって違うそう。
長く、深くコスメを使っていた人ほど時間がかかるとか。
肌断食開始後すぐはお肌は乾燥するし、ガサガサで目も当てられないような酷い状態が続きますが、
それを越えるとバリア機能があがった肌が元気になった感触があり、その後に肌にハリと弾力がでてきます。
肌に何もつけないことで、肌が自分の力で必要なうるおいを蓄え、必要な油分を出すという状態に戻るので、
肌断食後は水洗顔だけで十分潤えるのだとか。
こうなってくると、肌のキメ、はり、弾力と潤いのある美肌はすぐそこです。
5.プチ肌断食の効果はいつ出る?
プチ断食は一時的にお肌を休ませることが目的なので、宇津木式に比べたらさほど劇的で目に見えるような効果は期待できません。
しかし一時的とはいえ、スキンケアもメイクも全てやめてしまうことでお肌本来の回復力や保湿能力が元気になって、
肌がすべすべになり、うるおい、くすみもなくなり、透明感のある明るい肌に変化する効果が期待できるのです。
メイクやスキンケアを中断している間、肌への刺激を防げますし、肌のうるおい成分もしっかりプロテクト出来ます。
プチ肌断食後に久々にメイクやスキンケアをすると、びっくりするくらい肌にツヤ感や潤い感でたり、化粧ののりもよくなる人もいるようです。
いかがでしたか?これまではキレイになりたくて一生懸命手間暇やお金をかけてやってきたスキンケアや、
メイクが、まさか肌の毒になっていたとは驚きですよね。
この美容方法が成功すれば、化粧品やメイク道具にかけていたお金が節約できるうえに、
メイクやスキンケアにかけていた時間までも短縮できてしまうというメリットもあります。
最初はお肌がかさついて不安になったり、すっぴんでいることに恥ずかしさを覚えるかもしれませんが、継続は力なり。
で、肌断食を実践する人には肌断食を信じぬく力が必要なようですね。