いつまでも若々しくありたい、キレイでいたい、、女性なら誰しもが思っているのではないでしょうか。
そんな女性としての美を保つために重要な役割を担うホルモンがあるってご存知ですか?
なんとなくは知っている、、でも詳細はわからない、、そんな卵胞ホルモン、エストロゲンの素敵な効果とそれを増やす食材をご紹介します。
1.エストロゲンの素敵な美的効果
生理終了から一週間~10日間ほどの間分泌される卵胞ホルモン、エストロゲン。
このホルモンが分泌されることにより、女性の美容に関わる素敵な効果現れるんです。
生理の始まる2週間ほど前から多く分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)は、むくみやすくなったり、
倦怠感を招いたりとしますがその反面、エストロゲンは、自律神経の調子を整えたり、
血管を若々しく保とうと働いたりと心身ともに活発にする働きが有ります。
その他にも、肌や髪の毛のツヤを保ったり、女性らしいカラダに導いたりと、女性の美しい外見を保つのにとっても必要な働きをしてくれます。
2.エストロゲンの健康効果
エストロゲンは、女性の外見的な事に対しての効果だけでなく、健康面にも大きな役割を果たしてくれるんです。
エストロゲンは、血中の悪玉コレステロールの増殖を抑え、善玉コレステロールを増加させてくれます。
そのため動脈硬化を防いでくれるんです。
また、骨粗しょう症の予防もしてくれます。
エストロゲンの分泌が盛んな時は、心臓病や、高血圧などの病気にかかるリスクを減らすことができます。
自律神経のバランスを整えてくれるので、うつ病などにもかかりにくくしてくれるんです。
更年期障害の症状のひとつでもある、のぼせも防いでくれます。
3.エストロゲンの減少による悪影響
エストロゲンは、自律神経の調子を整えたり、血管系疾患のリスクを減らしてくれるなどの作用があります。
でも、歳とともに分泌量が減ってしまうエストロゲン、、分泌が減ると自律神経のバランスを崩してうつ病などになりやすくなったり、
悪玉コレステロールの増殖を抑えきれなかったりと、様々な不調を招いてしまいます。
更年期障害などもエストロゲンの減少が原因のひとつです。
なんとしてでも、増やしたい。
エストロゲン。
4.様々な食材で、エストロゲンを増やそう
エストロゲンの分泌は、加齢とともに減ってしまいますがエストロゲンと同じような働きをしてくれる大豆イソフラボン、
これを摂取してなんとか、女性ホルモンエストロゲンと同じ様な効果を得たいもの。
イソフラボンって、ポリフェノールの事?それは既に常識ですね。
大豆から抽出されたポリフェノールが大豆イソフラボンです。
このイソフラボンがエストロゲンと同じような作用をもたらしてくれるんです。
ポリフェノールが大豆イソフラボンなら、ワインを飲めばいいの?そう思う方も少なくないのでは?
もちろん、ワインにも多く含まれるイソフラボンですがそれだけじゃないんです。
イソフラボンは身近な食品にたくさん含まれているんです。
例えば、納豆、豆腐、おから、厚揚げ、味噌など、大豆製品には多く含まれています。
この他にも、山芋、きな粉、ザクロなどにも含まれています。
最近では、イソフラボンサプリメントなどもある様ですがサプリメントによるイソフラボンの過剰摂取は注意するよう促されています。
サプリメントに含まれるイソフラボンは、「イソフラボンアグリコン」です。
これは摂り過ぎると女性ホルモンのバランスが崩れ、エストロゲンの分泌が乱れてしまいます。
イソフラボンの一日の摂取目安は、70~75㎎と言われていますが、食材での摂取の場合は特に気にする必要はないそうです。
5.相性の良い栄養素と上手に摂って、エストロゲン効果を得よう
エストロゲンは卵胞で作り出されるホルモンです。
そのため卵胞の老化を防いで少しでも長くエストロゲンを分泌できるカラダでありたいもの。
そんな卵胞の老化を防ぐ栄養素とイソフラボンをバランス良く摂って、より確実にエストロゲン効果を実感したいですね。
卵胞の老化を防いでくれる栄養素は、何と言ってもビタミンE。
このビタミンEを多く含む食材は、大根の葉、かぼちゃ、モロヘイヤ、いくら、アボカドなどです。
中でも、アボカドは森のバターで有名ですが、食材にしては珍しくあの抗酸化作用の高いコエンザイムQ10も含まれているんです。
ちなみに、エストロゲンの代謝を活発にするビタミン6が含まれる食材も一緒に摂って頂きたい。
ビタミン6が多く含まれる食材は、サーモン、マグロ、牛や豚のレバー、バナナ、サツマイモなどです。
イソフラボンを含む食材でエストロゲンと同じ作用を得て、ビタミンEで卵胞の老化を防ぐ、ビタミン6でエストロゲンの代謝を活発にする。
歳を重ねてゆく女性にはとっても大切なことです。
女性らしさをもたらしてくれるエストロゲン、その作用はいつまでも手放したくないですね。