足のむくみは見た目でわかりづらいと思います。
自分は大丈夫と思ってる人も多いかもしれませんが、そのまま放置していると足がふとくなったりする原因にもなります。
今回はそんな足のむくみの原因と解消法をご紹介します。
1.血行不良
足のむくみは血行不良も関係しています。
歩き過ぎて疲れてもむくみますが、実は座りっぱなしでも足はむくみます。
人間の体には無数の血管が張り巡らされていて、その流れが悪くなるとその部分に痛みや腫れなど色々な症状であらわれます。
デスクワークで座りっぱなしの状態だと、膝から下は血流が悪くなっています。
特に座っている時に足を組む癖のある人は要注意。
骨盤もゆがみますし、更に血流を悪くしています。
足を組む事もむくみの原因の1つですので、意識して足組みをなおしていきましょう。
2.合わない靴
無理をして足に合わない靴を履いて歩いてたりしませんか?靴が足に合っていないとそれだけ疲れも溜まり、むくみの原因になります。
重心がズレたまま体を支えて歩いているからです。
また先の尖ったヒールなど足を圧迫する靴も血流を悪くしていますのでむくみます。
靴は見た目もこだわりたいですが、自分の足に合う靴を選びましょう。
革靴などはどうしても素材もかためですし、ラバーの部分も薄く、かかとや足の裏から膝まで負担がかかりますので、
クッション性のある中敷きを敷いて負担を軽減しましょう。
3.貧乏揺すりをする
デスクワークなどの座り仕事の人は、貧乏揺すりをオススメします。
貧乏揺すりはみっともないかもしれませんが、むくみを解消するのに効果的です。
小刻みに動かす事がポイント。
そうする事で血行が良くなるのでむくみにくくしますし、長時間座っていると膝から下がだるさと
痛みを感じる事があると思いますが、それも解消されます。
貧乏揺すりをする時はもちろん足を組まずに真っ直ぐな姿勢で、つま先をちゃんと床につけてやりましょう。
人目が気になるようでしたら、足をブラブラさせるのも効果的なので試してみてください。
4.足首を回す
膝から下にだるさや痛みを感じ始めたら、足がむくみ悲鳴をあげているサイン。
しかし、歩いている途中だったり、外出先や電車の中であるなど、いつ何時そうなるかわからないですよね?
そういった場合はつま先を地面などにつけたまま、足首を回しましょう。
それをする事で少しだるさや痛みが解消されます。
また、足の側面を地面などにつけるようにして足裏を中合わせにすると更に軽くなります。
足首はとても疲れが溜まりやすい場所。
ストレッチなどをする事で分散できます。
5.膝下マッサージ
家に帰ったらむくんだ足をマッサージしてほぐしてあげる事が大事です。
そのまま放置すると足が太くなっていきますし、だるさや痛みが蓄積していきます。
膝裏の部分に両手親指の腹をあててその他の指でベンケイも包み込む。
そしてそのまま足首まで流す。
この時、クリームなどつけて滑りを良くする必要があります。
また親指の腹には軽く力を加えておこなう事。
そして何度か繰り返したら最後にアキレス腱あたりをグリグリとつまみほぐす。
これをおこなうと翌朝むくみが残りません。
6.寝るときなどにすると良い事
どうしても膝から下がだるくて痛い、足のむくみもパンパンである時は、マッサージをおこなったあと、
くつろいでいる時間や寝るときもですが、足を少し高い位置にあげてあげると和らぎます。
例えば寝るときに仰向けになり、バスタオル1枚を三つ折りにし、それをクルクルとロール状にしたものを両足首の下に置く。
クッションなどがあればそれを使えば良いですが、高さがありすぎると良くないので、10センチくらいが目安かと思います。
足が火照って眠れない時などにも効果的ですよ。
7.着圧靴下
寝るときに緩い着圧靴下を履いて寝ると、翌朝足がスッキリします。
ニーハイタイプもあれば膝までのタイプもあります。
あまり圧が強いものは良くありませんので、緩いものにしてください。
また、普段でも履ける着圧靴下やタイツもあります。
見た目も普通のハイソックス・タイツなので職場でも問題なく履いていけます。
素材は寝るとき用と普段用とで異なりますが、いずれの場合も通気性と肌触りの良いものを選びましょう。
圧で締め付けるので、肌がデリケートな人は痒みなど肌トラブルの原因にもなります。
いかがでしたか?足のむくみはその場限りではなく、何もしないまま放置すると蓄積されていきます。
全ての重心を支えているのは足なので、その足の重心がズレないように靴も足に合うものを履き、
クッション性のある中敷きなどを敷いたり、時々軽い運動をして血流をよくして、むくみにくくする状態をつくるのも大事な事です。
それでもむくんでいる・足がだるい・痛いと感じる時はマッサージをしたり、着圧靴下で緩く締め付け感を与えたりして、
翌朝にむくみや疲れを残さないようにしましょう。