女性のかたはオリモノで悩んでいる人も多いかと思います。
下着も汚れますし、時々臭いや粘つきによる不快感もあるので外出先では困りますよね。
今回はそんなオリモノ臭い時の原因と対処方法についてご紹介します。
1.喫煙との関係
タバコを吸わない人に比べてタバコを吸う人の方が、オリモノが出やすく臭いも強くなります。
確かにタバコに含まれている成分は体内に悪影響を及ぼすものなので、納得です。
タバコの種類や吸う量・頻度によってその度合いも違いがあり、ニコチンやタールが低いからといってオリモノが少なくなる・匂わなくなるとは
一概には言えません。
2.排卵日・生理前後
排卵日や生理前後はオリモノが出やすくなります。
そして色も通常に比べると少し濃い場合が多いかと思います。
生理前であれば、中の不要な膜などを落とす準備を始めている段階ですし、後であれば残りだったり、
排卵日では比較的サラッとしたオリモノが多いと思います。
排卵日の場合はオリモノもそうですが腹痛も伴いますが、異常ではありませんのでこれらの周期的なオリモノはさほど不安に感じる事はありません。
3.細菌
膣の中に細菌がある場合もオリモノが出たり臭いにも影響します。
この時は痒みなどの症状があったりしますので気づく人もいるとは思いますが、細菌によっては症状が出ない場合もあります。
オリモノの色がおかしい、臭いがいつもより酷いなど思う節がある場合は婦人科にて受診すると、細菌の検査をしてもらえます。
結果はすぐ出る時と1週間かかる場合がありますが、気になる人は1度検査をオススメします。
細菌が繁殖し過ぎると、子宮などにも影響が及びますので早めが良いかと思います。
4.加齢
加齢によってもオリモノの臭いが臭くなるようです。
年齢を重ねると体内の機能は低下していきます。
そして私たち女性は閉経というものもやがてむかえます。
その閉経もかかわりがあるようですが、これは避けては通れません。
加齢が原因の場合は、老化や閉経を防ぐ事などできないですが、対策や改善はできる事ではありますので、
そういったものをおこないながら、日々清潔に保つ事が大事です。
5.洗浄
膣の中はバイ菌などが入りやすいので、中も定期的に洗浄するのが良いかと思います。
ドラッグストアなどで最近では、膣の中を洗浄するポンプ液などが販売されていて、生理を少し早く終わらせたいなどの時にも使える優れもの。
また使いやすく手軽に安心してできるので人気が出てきています。
また婦人科の定期検診でも洗浄してもらう事が可能です。
オリモノや臭いが気になる旨相談すれば洗浄して薬を処方してくれます。
相当気になる人であれば定期的に検診を受けるのも良いかと思います。
6.オリモノシート
オリモノは下着を汚して不快感を与えますので、オリモノシートは使用していると良いかと思います。
しかし、毎日使い続けていると、シートの繊維やムレなどによって、皮膚がかぶれたりただれたりする事もありますので、
外出時のみにするなどの注意が必要です。
また使い捨ての消費物なので、トイレに入った際はこまめに交換して常に清潔を保つ事が大事です。
1日中ずっと同じものをつけたままなどは細菌がわいたりする原因にもなりますので、必ずこまめに交換をしてください。
シートにはフレグランスがついているものもありますので臭いがもれる事がないのでその点は安心ですよ。
7.ジャムウソープ
デリケートゾーンの専用ソープです。
普通のものと比べると価格はかなり高めですが、デリケートゾーンをこれで洗うとサッパリと臭いも落としてくれます。
また固形石鹸タイプと、ジェルタイプがあり、メンソールが入ってるものもあり爽快感があります。
ただし、洗う時はスポンジなどでゴシゴシと洗う事は避けてください。
デリケートゾーンを洗う時は、手のひらなどでたくさん泡立てて、その泡で優しく洗う事が大事です。
また洗い終えたらよく洗い流す事。
膣の中に石鹸が残ってると痒みなど色々な原因に繋がります。
あとはしっかり中に入ってしまったお湯なども出してください。
下腹部とお尻の穴に力を入れて意識するとたまったお湯も排出できます。
いかがでしたか?
オリモノやオリモノの臭いとなる原因は加齢や細菌、排卵日・生理前後など色々ありますが、喫煙も関係しています。
加齢や閉経は避けては通れず止める事もできませんが、その他は対策や日々清潔に保ったりする事で改善できる場合もあります。
オリモノの臭いは自分が臭いと感じる時は、周りにも臭いがもれている可能性がありますので、
まずはフレグランス付きのオリモノシートを日々活用しながら、膣内洗浄やジャムウソープでのデリケートゾーン全体のケアをし、
臭いを改善していきましょう。
また、普段と違うオリモノや臭いの強みを感じる時は早めに婦人科を受診する事をオススメします。